バフェット太郎です。

米国が鉄鋼とアルミニウムにそれぞれ25%と10%の関税を課すなど保護主義に傾斜する中、米自動車最大手のゼネラル・モーターズ(GM)や建機世界最大手のキャタピラー(CAT)などの資本財株は軒並み売られています。

【ゼネラル・モーターズ:GM】
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ゼネラル・モーターズの株価は1月の高値45.06ドルから、一時20%安となる36.22ドルまで下げる場面もありました。

これは鉄鋼やアルミ価格の上昇を販売価格に転換すれば消費者が買い控えることが予想されますし、反対に販売価格に転換できなければ利益の圧迫要因になるので、いずれにせよマイナスの影響は不可避として将来の業績への懸念が高まっているためです。

また、貿易相手国が報復関税を課すことも想定される中、貿易摩擦がますますエスカレートしかねないため、投資家らは大型のグローバル企業の株を敬遠し始めています。

一方で、内需を中心とした小型株は貿易戦争の影響をあまり受けないため、投資家らから注目されています。

【S&P500:ダウ平均:VIOO】
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(※VIOO=バンガード・S&PスモールキャップETFのティッカーシンボル。VIOOはS&P小型株600指数に連動するようにデザインされています。)

上のチャートはS&P500種指数とダウ平均、そしてVIOOの過去一カ月間の推移です。2月12日を100とした場合、ダウ平均が1.2%高、S&P500種指数3.1%高だったのに対して、VIOOは5.6%高と大きく上昇しています。

小型株が好調な要因は、貿易戦争に巻き込まれにくいだけでなく、小型株はそもそも内需を中心とした企業ばかりなので、税制改革の恩恵を大きく受けることも要因として挙げられます。

とはいえ、小型株でも鉄鋼やアルミニウムを利用せざるを得ない企業にとっては打撃を受けますし、報復関税次第では多くの小型株にも影響が及ぶ可能性があるのでボラティリティが高くなりやすいです。そのため、ボラティリティの低い大型株のように誰もが安心して長期投資っていうのは難しいかもしれません。

グッドラック。

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