バフェット太郎です。

クソ株の代名詞とも言われる百貨店銘柄に明るい兆しが見えてきました。大手百貨店数社が発表した第4四半期決算の既存店売上高は予想を上回る良い数字で、これまで百貨店株を敬遠していた投資家が、ポートフォリオに組み入れてみようと考えるようになるかもしれません。

【百貨店各社の第4四半期決算の既存店売上高】
1
過去数年間、百貨店各社はアマゾン・ドットコム(AMZN)などのネット通販企業やH&Mなどのファストファッション企業の攻勢を受けて、年末商戦中に在庫が積み上がり、処分セールの期間が長くなった結果、売上高が低迷するという悪循環に陥っていました。

しかし、百貨店各社が店舗を大量に閉鎖したことから、残った店舗に客が集中し、既存店売上高を押し上げました。コールズの既存店売上高は6.3%増と2010年以来の高い伸びを示したことに加えて、メイシーズも12四半期ぶりに既存店売上高がプラスに転じました。

2月の雇用統計では雇用者数が31万人増と大幅な伸びが確認できたことから、引き続き消費者心理は改善し、減税の恩恵もあり、多くの米国人の懐が暖められることが予想されます。

また、百貨店各社が苦戦している原因はネット通販の台頭が言われていますが、米国における小売売上高に占める割合はわずか9.1%と一割にも満たないことから、投資家らは過度に警戒しすぎていたかもしれません。

各社の予想PERは、JCペニー16倍、コールズ13倍、メイシーズ9倍、ノードストローム16倍、TJX17倍と、市場平均の20倍と比べて割安に推移しています。特にメイシーズは売上高が過去三年連続で減少し続けていることから、予想PERは一桁まで低迷しています。そのため、メイシーズが保有する不動産価格が約140億ドル以上あると言われている中で、メイシーズの時価総額が90億ドルにも満たないなど、割安感が見られます。

【メイシーズ:M】
2
メイシーズの過去5年間チャートです。株価は昨年17.15ドルまで下落し、15年の高値65.57ドルから73%も下げる場面がありましたが、その後好調な年末商戦が意識されて株価は大幅に反発してきており、悲観の中でボコボコに売られ続けた百貨店株は投資妙味が高まっています。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします