バフェット太郎です。

12日のNYダウ株式市場は前日比ー157.13ドル(ー0.62%)安の2万178.61ドルと下落して取引を終えました。下落した主な要因は輸入制限による貿易戦争への懸念が引き続き意識されたためです。

そのため、売上高の半分以上を米国外で稼ぐボーイング(BA)やキャタピラー(CAT)などの資本財が売りに押されました。ボーイングは前日比ー2.91%安、キャタピラーは同ー2.37%安となりました。

また、この日は半導体セクターの業界再編の動きが活発になっていることも投資家らの関心を集めました。17年11月にシンガポールを拠点とする半導体大手ブロードコム(AVGO)が米同業クアルコム(QCOM)に対して敵対的買収を仕掛けていることが発表されて以降、クアルコムの株価は二割以上上昇して推移していました。

ブロードコムとクアルコムが合併すれば、インテル(INTC)とサムスン電子に次ぐ売上高世界三位の半導体メーカーが誕生するだけでなく、スマートフォン用チップで市場をリードし、データセンターで強い存在感を放つことが想定されることから、インテルの競争優位性が危うくなると懸念されていました。

その後、インテルはブロードコムによるクアルコムの買収を阻止するため、ブロードコムを買収する計画があることが報じられると、インテルの株価は下落し、ブロードコムの株価は上昇しました。

通常、買収のニュースは買収される側の株価が跳ね上がり、買収する側の株価は下がりますから、今回もセオリー通りに動いたわけです。

しかし、取引終了後、トランプ大統領が国家安全保障上の観点から、ブロードコムによるクアルコム買収計画を禁止する命令を出すと、時間外取引でクアルコムの株価はー4%以上急落。一方で買収する側ブロードコムの株価は小幅上昇。インテルもこれでブロードコムを買収する必要がなくなったので株価は2%近く上昇しました。

また、世界有数の半導体メーカー、マイクロン・テクノロジー(MU)の株価が+8.76%と急騰し、先月の安値から株価は+50%以上上昇しています。株価が急騰した背景には、ノムラのアナリストが目標株価を100ドルに引き上げたためです。ちなみに現在のマイクロン・テクノロジーの株価は59ドルです。

半導体セクターはパソコン、スマホ市場が拡大した恩恵を受けて急成長を遂げましたが、今後は自動運転車市場が拡大することでさらに人気化することが予想されています。

【ヴァンエック・ベクトル半導体ETF:SMH】1
ヴァンエック・ベクトル半導体ETFは半導体関連株で構成されており、台湾半導体とインテルで25%を占めているものの幅広く分散されていることから、半導体セクターの波に乗りたい投資家にとって人気のETFです。

「インカムゲインよりキャピタルゲインが欲しい、そしてソッコーでお金持ちになりたい!」そういう風に考えている人は、地味で退屈な優良株に投資するよりも、こういうのに投資した方がいいです。もちろん、タイミング次第では大損するなんてことにもなりかねませんが。

グッドラック。

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