バフェット太郎です。

ビットコインが前日比ー7%安の7350ドル(約78万円)と急落し、イーサリアムにいたっては同ー26%安の455ドル(約4万8000)と大暴落しています。

仮想通貨業界を取り巻く環境は厳しくなっていて、例えば、金融庁が仮想通貨交換業者に対して行政処分を下したり、あるいはフェイスブックやグーグルが仮想通貨の広告を禁止するなど、逆風が吹き荒れています。

こうした中、ビットコインの一日あたりの取引額はピークだった12月12日の40億ドル(約4500億円)から2月中旬には10億ドルに減少するなど、投資家の熱狂が冷めつつあります。

【ビットコイン:日足】
2
ビットコインは17年12月の1万8723ドルをピークに7350ドルと60%も大暴落しているため、過去三か月以内にビットコインを始めた人たちはもれなく含み損を抱えていることになります。

また、チャートを眺めると50日移動平均線に抑えられており、ビットコインが弱気相場に入った可能性が高いことがわかります。

【ビットコイン:2015ー2018】
1
こちらのチャートは15年5月から18年3月現在にかけてのビットコインチャートになります。過去三年間を振り返っても50日移動平均線を下回ったことはほとんどなく、仮に下回っても短期間で反発していたことから、現在の相場とはちょっと違います。

現在は、明確に50日移動平均線を下回っており、さらに今月、50日移動平均線に跳ね返されるようなカタチで下落しています。

★★★

そもそもビットコインをはじめとした仮想通貨には本質的な価値というものがないため、バリュエーションの判断材料がほとんどありません。そのため、投資家たちはビットコインの採掘コストを基準にビットコインの適正価格を判断したりします。

例えば、16年2月に原油先物価格が大暴落しましたが、当時、シェールオイルの採掘コストが平均50ドル、安いところで20~30ドルと言われていた中、原油先物価格は26ドルで底打ちしました。

また、00年代前半に金価格が暴落した時も、当時世界最大の産金国だった南アフリカの採掘コストが200ドルだったことから、金先物価格は200ドルで底打ちしました。

そのため、ビットコインも採掘コストが基準になると思います。ファンドストラット社のトム・リー氏の最新レポートによれば、1ビットコインあたりの採掘コストは8038ドルとのことなので、8000ドル前後が適正価格となります。とはいえ、シェールオイルの時のように、採掘地域によってコストが安く済むことを考えると、ビットコイン価格はさらなる下落余地があると考えた方が自然です。

例えば、最も採掘コストの安い国のひとつにベネズエラがあり、同国の1ビットコインあたりの採掘コストは531ドルと言われています。また、台湾が1190ドル、ウズベキスタン1788ドル、ウクライナ1852ドル、ミャンマー1983ドル、クウェート1983ドル、ベラルーシ2177ドル、バングラデュ2379ドルとなっています。

こうしたことから、ビットコイン価格は200日移動平均線の7000ドルを割り込む可能性が十分ある一方、各国の採掘コストを考えると2000ドル以下の可能性は低いと考えることができます。

【ビットコイン:2017ー2018】
3
過去一年間のビットコインの推移です。200日移動平均線を割れば、ターゲットは9月の高値である5000ドルになります。これをさらに割り込むようなら6月の高値にあたる3000ドルをやや下回る水準が最終ターゲットになります。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします