バフェット太郎です。

先月、NYダウ株式市場は米10年債利回りが2.85%まで上昇したことを嫌気して急落しました。なぜ、米10年債利回りが上昇(価格は下落)すると株価が下がるのでしょうか。

【米10年債利回り】
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(※米10年債利回りは足もとで再び反発しており、2.89%で推移しています)

例えば、利回り3%の米10年債利回りに投資した場合、投資家は毎年3%のクーポン(利息)を得ることができます。そして10年間受け取り続けたら、最後に投資した分の元金が返ってきます。

ところが、株式の場合はそのクーポンがROE(自己資本利益率)になります。そもそもROEとは純資産に対して何%の利益を上げたかを示す指標で、BPS(一株当たりの純資産)が1000ドルで、EPS(一株当たりの純利益)が120ドルだとすると、ROEは12%になります。

すると、3%の債券より、12%の株式の方が誰の目にも魅力的に映るため、投資家の投資マネーは債券から株式に流入しやすいのです。とはいえ、高ROE銘柄ほどPERが高くなりやすい(つまり割高になりやすい)のでバリュエーション面で必ずしも魅力的になるわけではありませんが。

では、ROEが12%ある銘柄であれば、常に債券より魅力的なのでしょうか。

【米10年債利回り:1968ー2018】
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過去56年間を振り返ると、80年代に米10年債利回りが一時15.84%まで上昇しました。この時、ROE12%の企業では債券利回りに劣り、魅力的には映らなかったことになります。

そのため、FRBが利上げのペースを加速させるということは、株式にとってマイナスの材料ではあるものの、米10年債利回りが数年後に10%を超える可能性がほとんどゼロであるため、株式の方が債券よりずっと魅力的であり続ける公算が大きいです。

従って、米10年債利回りが年初の2.40%から2.90%に上昇したとしても、それほど大きな問題ではないことがわかります。

バフェット太郎はブログで何度も何度も言いますが、投資家は調整局面で株を手放す必要はなく、忍耐強く保有し、配当を再投資し続けてください。タイミングを見計らって売買するより、よっぽど高いリターンが期待できるはずだから。(一部の天才トレーダーを除いては。)

グッドラック。

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