バフェット太郎です。

23日のNYダウ株式市場は前日比ー424.69ドル(ー1.77%安)の2万3533.20ドル、S&P500種指数は同ー55.43ポイント(ー2.10%安)の2588.26ポイントと大幅に続落して取引を終えました。下落した主な要因は、昨日に引き続き貿易戦争への懸念が高まったためです。

トランプ政権は鉄鋼とアルミニウム製品の関税を引き上げ、輸入制限を発動しましたが、EU(欧州連合)やカナダ、メキシコ、アルゼンチン、韓国などを一時的に除外した一方、日本と中国、ロシアは対象としました。

これに対して中国は最大30億ドルの米国の輸入品を対象に関税を導入する計画を明らかにしており、貿易戦争を恐れない強気の姿勢を示しています。

中国が強気の姿勢に出られるのは、中国政府が今年、GDP(国内総生産)の成長率目標を6.5%としている中で、トランプ政権が最大600億ドル(約6兆4000億円)の中国輸入品に関税を課しても、中国のGDP成長率を0.1ポイント押し下げるだけに過ぎず、影響は軽微と考えられているためです。

とはいえ、世界貿易戦争が勃発すれば世界経済の成長率を鈍化させかねないため、投資家らは警戒感を強めています。

【S&P500種指数:日足】
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S&P500種指数は再び200日移動平均線まで下落しました。200日移動平均線に達したことで、ここから反発が期待されるものの、これをさらに下げるようなら2200ポイント(直近の高値からー23%安)がターゲットになります。

【S&P500種指数:2008ー2018】
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過去10年間のS&P500種指数(週足)の推移です。

現在、指数は高値から約10%ほど下げて推移していますが、これは過去10年間の下げ幅と比べても、特別大きな下げ幅というわけではありません。

ちなみに、過去10年間で50日移動平均線を下回ったのは08年、10年、11年、15年、16年の五回で、二年に一度のペースで50日移動平均線を下回っています。従って、S&P500種指数がここからさらに下げても何もおかしくありません。

また、直近の高値から200日移動平均線までの下げ幅はー23%程度で、これは11年の米国債ショックに相当する下げ幅です。つまり、これから200日移動平均線をターゲットに下落幅を広げたとしても、それは長期投資家にとって、普段と変わらない「いつもの景色」でしかないわけです。

★★★

株式投資はリスクが大きいと言われますが、これは危険度が大きいという意味ではなく、変動幅が大きいという意味です。株価は短期的にはランダムに動き、変動幅を大きくするものなので、長期投資家はこのリスクを抑えるために分散投資を心掛けなければなりませんし、最終的にはリスクに慣れる必要があります。

弱気相場で忍耐強く持ち続け、積立投資することができた長期投資家だけが、次の強気相場の恩恵を享受することができることを考えると、これから始まるかもしれない弱気相場は、あなたがお金持ちになるための最初のステップと言えます。

グッドラック。

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