バフェット太郎です。

最近米国株投資を始めた未熟な投資家にとって、2月の調整局面は非常にショッキングな出来事だったと思います。なぜなら株価が急落しただけでなく、為替も急落したことで資産評価額の下落幅が予想以上に大きなものになったからです。

しかし、こうした弱気相場は長期投資家にとって幸運を運ぶ相場と言えます。なぜなら富とは弱気相場の中で作られるものだからです。

例えば、世界恐慌があった現実の投資リターンと、世界恐慌が存在しなかった架空の投資リターンを比べてそれぞれのパフォーマンスを検証した結果、世界恐慌があった現実の投資リターンが世界恐慌が存在しなかった架空の投資リターンを大きく上回ったことがわかりました。

そもそも1929年の世界恐慌では、民間企業や銀行の連鎖倒産が相次ぎ、失業率は25%まで上昇。ダウ平均はピークの381ドルから1932年にかけて41ドルと約89%も暴落しました。

【ダウ平均:1928ー1932末】
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多くの投資家は弱気相場なんてない方が良いと考えがちですが、1929年の株価のピーク時にダウ平均に1000ドル投資し25年間配当再投資した場合のトータルリターンは年率平均6.2%で、世界恐慌がなかった場合のトータルリターンは年率平均4.1%と2.1ポイントも現実の投資リターンが上回っていたことを考えると、弱気相場はないよりあった方が良いということがわかります。

ではなぜ、弱気相場があった方がなかった場合よりもリターンが大きくなるのでしょうか。結論から言えば、株価が下落すれば配当利回りが高くなるため、それが配当再投資を含めたトータルリターンを押し上げる効果をもたらすからです。

これが長期投資家にとって弱気相場が富を作るのに絶好の機会である理由です。

しかし、弱気相場が配当再投資をするのに絶好の機会であり、買い持ち戦略が長期的に見れば正しい投資戦略だとしても、株価がピークから10分の1まで大暴落し、再び高値圏に戻るまで15年の歳月を要した1929年の世界恐慌を振り返ると、配当再投資戦略は誰もが簡単にマネできる投資戦略ではなかったと言えます。

そのため、個人投資家は弱気相場でも安心して配当再投資ができるように、保守的で信頼できる一握りの超優良株に絞って投資した方が賢明です。とはいえ、欲豚でクソダサい投資家ほど、リスクの高い銘柄ばかりに集中投資して暴落時に狼狽売りに走り、富を作る絶好の投資機会をみすみす見逃すので救いようがありません。

グッドラック。

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