バフェット太郎です。

先週末で第1四半期決算が終わり、今月からいよいよ企業の四半期決算発表が始まるわけですが、ここで過去三か月で最も上昇したダウ5銘柄と最も下落したダウ5銘柄を振り返っておこうと思います。

【第1四半期で最も上昇した最高のダウ5銘柄】
2
過去三カ月で最も上昇した最高の銘柄は半導体大手のインテル(INTC)で+12.8%高でした。インテルの株価が上昇した主な要因は、ブロードコムの買収が実現しない可能性が高まったためです。

インテルは17年11月頃から、ブロードコムとクアルコムの合併を阻止するためにブロードコムの買収を検討しているとの噂さが流れて株価が低迷していました。これは通常、買収される側の株価が上昇し、買収する側の株価が下落することから、この時もセオリー通りにインテルの株価は低迷しました。

しかし、次第にインテルによるブロードコムの買収の可能性が低いことがわかると、インテルの株価が急騰した一方、ブロードコムの株価が急落しました。

三位はボーイング(BA)で+11.2%高でした。ボーイングの株価は300ドルを超えるなど値嵩株であることから、ダウ平均に与える影響が大きいことで知られていて、第1四半期はダウ平均の追い風となりました。

しかし貿易戦争への懸念が高まる中、その影響を大きく受けると予想されているボーイングの株価が急落すれば、ダウ平均の足を引っ張りかねず、投資家は注意しておかなければなりません。

四位のマイクロソフト(MSFT)は+6.7%高とハイテク株ブームの波に乗って上昇しました。これまでS&P500種指数はマイクロソフトをはじめとしたFAAMG株を追い風に大きく上昇してきましたが、時価総額加重平均型指数であるS&P500種指数は、時価総額の大きなFAAMG株に指数が左右されやすくなっているので、FAAMG株が急落するような局面では、好調だったマイクロソフトがS&P500種指数の足枷になりかねません。

【第1四半期で最も下落した最悪のダウ5銘柄】
1
過去三か月で最も下落した最悪の銘柄はゼネラル・エレクトリック(GE)でした。ゼネラル・エレクトリックは業績の回復への道が遠いこと、そしてダウ構成銘柄から外れることがほぼ確実であることから売られ続けています。

ダウ構成銘柄から外れる日は予めわかることはなく、ある日突然除外が発表されます。除外されればダウ・インデックスファンドを運用している運用担当者は、強制的にゼネラル・エレクトリックを売却しなければならないので株価はそこからさらに5~10%下げることが予想されます。

しかし、パッシブファンドの運用担当者が売り切れば、その頃にはほとんどの投資家がゼネラル・エレクトリックの株を持っていないので、その後は買いが続き株価が高騰することが予想されます。

下落率二位、三位、五位はプロクター&ギャンブルとエクソン・モービル、そしてウォルマートとバフェット太郎が保有する銘柄でした。

これらの銘柄はどれも10ー12月期の四半期決算で、悪い内容の決算を発表したことで株が売られました。プロクター&ギャンブルは販売数量が低下したことが嫌気され、エクソン・モービルは生産量の落ち込みを背景に業績が予想を下回りました。さらにウォルマートは期待されていたネット通販事業の伸び率が鈍化したことが懸念されました。とはいえ、この三銘柄はどれも安定したキャッシュフローが期待できる優良株です。

さて、過去三か月で上記10銘柄の明暗が別れたものの、このトレンドが永遠に続くなんてことはないので、投資家は株価の変動に惑わされることなく、安定したキャッシュフローが期待できる優良銘柄に投資し、配当再投資戦略を愚直に続けるだけで満足のいくリターンが得られるはずです。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします