バフェット太郎です。

4日のNYダウ株式市場は前日比+230.94ドル(+0.96%)高の2万4264.30ドルと続伸して取引を終えました。中国政府による対米報復関税措置を受けて急落して始まりましたが、その後、米中貿易戦争への懸念が和らいだことで株価は上昇しました。

米国がハイテク分野を中心に、500億ドル相当の中国製品に関税を課す計画を進める中で、中国政府も米国の大豆や飛行機、自動車、牛肉などに対して25%の報復関税を課す計画を発表しました。

こうした米中貿易戦争への懸念が高まったことで、米国株式市場は急落して始まったわかけですが、その後、ラリー・カドローNEC(国家経済会議)委員長が、「これは貿易戦争ではなく、交渉である」との見方を示し、「関税は実際に課せられないかもしれない」としたことで、投資家らの不安感が和らぎ、株式市場はプラス圏に浮上しました。

しかし、中国への輸出が多い企業ほど株価に影響が出て、世界最大の航空機メーカーであるボーイング(BA)はー1.02%安と急落しました。ボーイングはこれまで、中国をはじめとした新興国需要を取り込んで成長してきており、地域別売上高で中国は全体の11%を占めています。

一方で、大豆も報復関税の対象となったことで、食肉加工会社の株価が軒並み上昇しました。これは米国国内の大豆在庫量が増えて大豆価格が下落するとの見方が広がり、大量の大豆をエサに使っている食肉加工会社のコストが下がることで利益率が高まると考えられるためです。

食肉加工大手のタイソン・フーズは+2.30%高、同業大手のホーメル・フーズも+4.82%高と急騰しました。

【S&P500種指数:日足】
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S&P500種指数の日足チャートです。S&P500種指数が二番底を試す展開の中、投資家らは株価指数が200日移動平均線を下回り下落幅を拡大させてしまうのか、あるいは反発して調整局面を終わらせるのかに注目していましたが、200日移動平均線をサポートラインに反発しました。

通常、調整局面は二カ月程度で終わるものなので、金利の上昇や貿易摩擦といった悪材料は株価に織り込まれたと考えた方が自然です。そして投資家らが次に注目しているのは1ー3月期の四半期決算発表で、今月から本格的に始まります。

そこで、投資家の高い期待に応えられるか、あるいは失望させてしまうのかで株式市場は短期的に乱高下します。

投資家はそうした局面で株を買ったり売ったりしても、それはギャンブルをやっていることと変わらないので、長期的に見れば税金や手数料分損するだけです。従って、投資家は優良株に投資したら定期的に配当を再投資するだけで、それ以外の投資判断は控えた方が賢明です。

実際、バフェット太郎はこの調整局面で配当を利用して機械的に積立投資しており、エクソン・モービルとジョンソン・エンド・ジョンソンの株式を合計120万円分買い増していますし、これからも毎月しっかりと買い増していくだけです。

配当を含めた積立投資を続けられるかどうかで、あなたが将来お金持ちになれるかどうかが決まります。別の言い方をすれば、お金持ちになりたければ、配当を再投資し、コツコツと優良株に積立投資するだけでいいんです。



え?断言できないって?

それならそれを実践し続けているバフェット太郎がお金持ちになっていくのをただ指をくわえて眺めてればいいんじゃないですか?

誰にだって他人を妬むだけの人生を選択する権利があるのだから。

グッドラック。

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