バフェット太郎です。

米主要企業の中には、資産より負債の方が大きく、自己資本比率がマイナスの陥っている債務超過状態の優良企業がゴロゴロ転がっています。

例えば、ファストフード世界最大手のマクドナルド(MCD)の自己資本比率はー9.7%ですし、タバコ世界最大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)は同ー28.1%です。

なぜ、債務超過状態に陥っているのにも関わらず企業が倒産しないのかというと、圧倒的なブランド力と支配的な地位を背景に、潤沢なキャッシュフロー(現金収支)が見込めるため、借金の返済ができないなんてことにならないからです。

そのため、潤沢で安定したキャッシュフローが見込める企業ほど、無駄な資産を持つ必要がなく資本効率が高まりやすいです。一方で、業績が景気に左右されるため、キャッシュフローが安定していない企業ほど、いざという時のために自己資本比率を高める必要が出てきて、結果的に資本効率が悪くなります。

こうした経営戦略は我々個人投資家も学ぶべきところがあります。

例えば、ひとつの会社に寄りかかって安心できた時代が終わったことを考えれば、勤めている会社でしか収入の見込めないサラリーマン投資家ほど、保守的なアセットアロケーション(資産配分)にならざるを得ません。

一方で、副業を通じていくつもの収入源を持っているサラリーマン投資家は、勤めている会社の業績が傾いてボーナスが減っても、副業の収入がそれを補ってくれるので、それほど保守的なアセットアロケーションである必要はありません。

そのため、無駄に生活防衛資金を用意する必要はなく、積極的に現金を資産市場で運用することができるので、資本効率が高まり、効率よく資産を最大化できるというわけです。

かくいうバフェット太郎も給与以外にブログや配当収入が見込めるので、ガンガン積立投資できます。しかし、バフェット太郎のように複数の収入源を持っていない残念なサラリーマン投資家ほど、資本効率が悪くなるため、少ない投資資金で高いリターンを求めなければならなくなるのです。

そして、結果的に仮想通貨みたいなギャンブルが選好されるわけです。

「投資」はお金持ちになるための重要な要素ではあるけれど、同じく重要な「複数の収入源(安定したキャッシュフロー)」を確保するっていうことを無視すれば、非効率な資産運用を強いられるクソダサい投資家になるだけですよ。

グッドラック。

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