バフェット太郎です。

石油メジャー最大手のエクソン・モービル(XOM)が第1四半期決算を発表しました。内容は悪かったです。

EPSは予想1.15ドルに対して、結果1.09ドルと予想を下回りました。

売上高は予想660億1000万ドルに対して、結果682億1000万ドルと予想を上回りました。

上流部門の利益は34億9700万ドルと、前年同期比+55%の増益でした。

下流部門の利益は9億4000万ドルと、前年同期比ー16%の減益でした。

化学部門の利益は10億1100万ドルと、前年同期比ー14%の減益でした。

営業キャッシュフローは99億6000万ドルと、前年同期比+12%増でした。

原油生産量は日量388万9000バレルでと、前年同期比ー6%減でした。これはアナリスト予想を下回る数字でした。

年間配当は3.28ドルと36年連続の増配と決定し、配当性向は予想EPSベースで70~75%になる見通しです。

【エクソン・モービル:XOM】
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株価は決算内容を嫌気して、前日比ー3.8%安と急落しました。これは原油価格が1バレル70ドル台の大台を突破しようとする中で、原油高の恩恵をまるで受けていないためです。

14年以降、原油価格が暴落したことにより株主の原油生産に対する目が厳しくなっていることも背景にあります。

【経営成績】
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業績は原油価格の下落の影響を受けて長年下落基調が続いていましたが、16年に底を打ったことでこれからは上昇基調が期待できます。

【EPS、DPS、BPS】
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EPS(一株当たりの利益)は原油価格の影響を受けるため不安定ではあるものの、DPS(一株当たりの配当)とBPS(一株当たりの純資産)が緩やかに拡大していることがわかります。

これはエクソン・モービルが原油安に強い下流部門にも積極的に投資しているためです。例えば原油価格が暴落してもガソリン価格にすぐに反映されるわけではないので、下流部門は原油を安く仕入れてガソリンとして高く売ることができるわけです。

【キャッシュフロー】
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エクソン・モービルは強固な事業ポートフォリオを構築しているため、原油価格が大暴落した16年でもフリーキャッシュフロー(純現金収支)は黒字でした。

さて、増配を決定した一方で株価は急落しましたから、予想配当利回りは4.2%と魅力的な水準です。

たとえば不動産投資は市況の悪い時に物件を安く買って、賃貸に出すことで安定した配当収入を得ることができます。そして市況が回復して不動産価格が高騰したところで売ってやれば値上がり益を得ることができます。

エクソン・モービルへの投資もこれに似ていて、市況の悪い時にこそ株を買い、市況が回復するまでじっと我慢して配当再投資し続けます。そして市況が回復して株価が高騰したところで売ってやれば値上がり益も見込めます。

まぁ、バフェット太郎の場合は永久保有を前提にしているので株価が高騰しても売ることはなく、配当を割安な不人気銘柄に再投資することで資産の最大化を目指しているわけですが。

いずれにせよ、投資家は短期的な株価の値動きに惑わされず、愚直に配当を再投資し続けるだけです。

グッドラック。

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