バフェット太郎です。

アップル(AAPL)が第2四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想2.69ドルに対して、結果2.73ドルと予想を上回りました。

売上高は予想609億8000万ドルに対して、結果611億4000万ドルと予想を上回りました。

第3四半期売上高は予想520億4000万ドルに対して、新ガイダンス515億~535億ドルが提示されました。

第3四半期の粗利益率は38%~38.5%になる見通しです。

自社株買いは1000億ドル(約11兆円)を計画していることを発表しました。

四半期配当は0.63ドルから0.73ドルに引き上げられました。

【アップル:AAPL】
2
iPhoneの需要減速で業績は懸念されていたものの、予想を上回る良い数字だったことから株価は時間外取引で+4.00%高と大きく上昇しています。

地域別売上高は、米国が前年同期比17%増、欧州が同9%増、中国が同21%増、日本が同22%増、その他アジア太平洋が同4%増、全体で同16%増でした。

製品別の販売台数は以下の通りでした。

iPhoneは予想5200万台に対して、結果5220万台(前年同期比3%増)と予想を上回りました。

iPadは予想880万台に対して、結果910万台(同2%増)と予想を上回りました。

Macは予想410万台に対して、結果410万台(同ー3%)と予想と一致しました。

アップルは高いブランド力を武器に「iPhoneX」など高価格帯製品を投入したことで、販売台数こそ微増でしたが売上高は前年同期比16%増と好調でした。
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【経営成績】
3
アップルの業績は15年以降伸び悩んでいますが、今期の売上高は2611億6000万ドル、来期は270億8800万ドルが予想されており、再び拡大基調になることが期待されています。

これは高いブランド力を武器に高価格帯の製品を投入することができるだけでなく、金融決済アップル・ペイなどの「サービス」部門の拡大が続いているためです。

【EPS、DPS、BPS】
4
通期のEPS(一株当たりの利益)は11.4ドル、来期は13.07ドルが予想されています。潤沢な手元資金を背景に自社株買いが続いており、一株当たりの価値を持続的に高めることができると期待されています。

【キャッシュフロー】
5
アップルは莫大な設備投資を必要とすることもないため、毎年莫大なフリーキャッシュフロー(純現金収支)を創出することに成功しており、投資家からは業績の拡大だけでなく積極的な株主還元も期待されています。

スティーブ・ジョブズ時代こそ株主還元に消極的だったものの、ティム・クック時代では一転して株主還元に積極的になっており、グロース株投資家だけでなくバリュー投資家からも選好されやすい銘柄になっています。

グッドラック。

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