バフェット太郎です。

武田薬品工業がアイルランドの製薬大手シャイアーの買収に向けて最終調整に入ったことから、近いうちに為替相場はドル高円安トレンドが加速することが予想されます。

これは過去を振り返ると、日本企業が外国の大型企業の買収を発表すると為替がドル高円安方向に動くことが多いからです。ちなみにその要因として、日本側が買収資金を調達するために巨額のドル買い(円売り)を実施することが挙げられます。

【ソフトバンク→英ARM買収発表(2016)】
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16年7月、ソフトバンクが英半導体大手のARMホールディングスを310億ドルで買収することが発表されると、為替はわずか半年で1ドル105円から118円へと大きく上昇しました。

【ソフトバンク→スプリント買収発表(2012)】
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12年10月、ソフトバンクが米通信大手のスプリントを200億ドルで買収することが発表されると為替はわずか二か月で1ドル80円から86円へと上昇しました。また、この時はアベノミクスの恩恵を受けたことから、13年5月には1ドル103円まで大きく上昇しました。

【JT→英ギャラハー(2006)】
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06年12月、JTが英タバコ大手のギャラハーを買収すると発表されると、為替はわずか二か月で1ドル117円から122円と上昇しました。

このように、日本側が巨額の買収費用を調達することを目的に円売りドル買いに動くため、為替が大きく動きやすいです。また、ドル高トレンドは数カ月で一巡しやすいです。

今回は武田薬品工業がシャイアーの買収に向けて最終調整に入っており、提示額は460億ドルと過去最大規模に上ることから、為替への影響は不可避と考えられます。

ただし、買収が破断となればドル高円安トレンドは期待できなくなるので注意してださい。

★★★

さて、米国株に投資している日本の個人投資家にとって、為替は円建ての資産評価額を大きく左右する原因になります。そのため、ドルを安いうちにできるだけたくさん買っておきたいと考える人も少なくありません。

とはいえ、為替を予想することはギャンブルの予想をすることに等しいため、バフェット太郎はタイミングを見計らってドルを大量に買うなんていうことはしません。

また、そもそも長期的にみれば為替が将来のパフォーマンスを大きく左右するなんてこともないので、あまり気にする必要もなさそうです。

それでも急激な相場の動きにパニックに陥って狼狽売りに迫られるようなんてクソダサいことにならないために、日頃から世の中がどっちの方向を向いていて、これからどんなトレンドを形成しようとしているのかっていうことは最低限勉強しておいた方がいいです。

グッドラック。

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