バフェット太郎です。

バフェット太郎の運用方針は、毎月最後の金曜日に組入れ比率最低銘柄を5000ドル買い増すことでリバランスするというものなので、経験の浅い未熟な投資家から「株は安い時に大量に買うもの。バフェットもそうしてる」と度々批判を受けます。

この「安い時」っていう表現が曖昧だから、彼らは安易な批判を繰り返すわけですが、仮に「安い時」が「不況」とか「弱気相場」を指しているなら彼らの批判は完全に間違ってますからね。

そもそもバフェットが個別銘柄を過去最高値圏で買うことは有名で、実際2011年にIBM株に投資した時は株価が過去最高値圏だったし、アップル(AAPL)株だって18年1ー3月期に過去最高値圏で大きく買い増したばかりです。

従って、バフェットは必ずしも「不況」や「弱気相場」を待ってから大量に株を買ってるわけではないのです。では、バフェットにとっての「安い時」とはいったいいつのことを指すのでしょうか。

結論から言えば「長期的に見た場合」です。5年、10年と長期で見た場合、高い成長率が見込めるのなら、たとえ株価が最高値圏でも現在の株価は「安い」と判断できるわけです。

しかし、片手間の資産運用をしている個人投資家たちが、こうしたバリュエーションの判断を正確にできるでしょうか。バフェット自身が「確実に言えることは我々はこれからも失敗をする」と言っていることを考えると、それはどうやら難しそうです。

では、個人投資家は「明らかに安い」と言える「不況」や「弱気相場」が来るのをじっと待ち続けるべきなのでしょうか。

結論から言えば待つべきではありません。なぜなら、予想外に景気拡大と株高が続いた結果、株価が永遠に元の水準まで戻ることがなければ、それは機会損失をしたことを意味するからです。

実際1990年、ダウ平均が過去最高の3000ドルの大台を突破した時、多くの投資家たちは株式市場は過熱していると考えました。しかし、その後10年かけて1万1750ドルまで大暴騰してしまったことを考えると、3000ドル水準で買い増せなかった投資家たちは大きな機会損失を被ったと言えるのです。

これは10年間の値上がり益だけでなく、この10年間で得られたであろう配当と配当再投資によるリターンも失ったことになるため、機会損失は想像以上に大きくなります。

そのため、個人投資家は暴落や不況、弱気相場を待つ必要はありません。とはいえ、過去最高値圏で株を買い増していけばパフォーマンスが落ちるのは当然です。

しかし、毎月定額の投資用資金が捻出できる投資家にとって、現金で保有しておくよりも株に投資しておいた方が、配当再投資を含めた累積収益額は大きくなりやすいので積立投資はすべきでしょう。

従って、毎月コツコツと積立投資できるような個人投資家は「年15%のリターン!」なんていうパフォーマンスは捨てて、そして暴落を待ったりせず、愚直に積立投資と配当再投資をし続けて累積収益額を最大化した方が賢明ですよ。

グッドラック。

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