バフェット太郎です。

7日のNYダウ株式市場は前日比+94.81ドル(+0.39%)高の2万4357.32ドルと上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、原油高を背景にエクソン・モービル株が上昇したことに加えて、バフェットの強気の姿勢を好感してアップル株が上昇したためです。

投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)率いる著名投資家ウォーレン・バフェット氏はCNBCのインタビューに対して、「我々は株式を購入しているのではなく、アップルの事業5%に投資しているんだ」とした上で、「できることなら100%取得したいくらいだ」と述べたことで、アップル株は前日比+0.72%高の185.16ドルと過去最高値を更新しました。

バフェットはウェルズ・ファーゴ(WFC)やコカ・コーラ(KO)、アメリカン・エキスプレス(AXP)、クラフト・ハインツ(KHC)など、消費者に馴染みのあるブランドを保有する企業の株式を選好する傾向にあるので、アップルも同様にその強力なブランド力に惹かれたのだと思います。

またバフェットは、バークシャーが3月末時点で1086億ドルもの現金を保有していることについて、300億ドル相当が望ましいとしつつも、魅力的な買収案件がなかったと説明しました。ちなみに、300億ドルはポートフォリオ全体の5%程度を指すので、「現金は5%程度が望ましい」と言い換えることもできます。

さて、この日は原油先物価格が一時3年5か月ぶりに70ドルの大台を突破したことを好感して、エクソン・モービル株が買われました。

【原油先物価格:WTIC】
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原油先物価格が上昇した主な要因は、イラン核合意を巡る動きによるものです。米国がイランへの経済制裁を再開すれば、イランで原油生産が落ち込むのではとの観測が広がったことで原油価格が上昇しました。

また、トランプ大統領はイラン核合意からの離脱の是非に関する決定を8日に発表するとツイートしています。

加えて、サウジアラビアが歳入を増やすことを目的に、原油価格を少なくとも1バレル80ドルに押し上げようとしている動きも追い風となっています。

サウジはこれまで原油相場を安定させる見返りとして、米国などエネルギー消費大国から安全保障面で支援を受けるという約束を交わしていましたが、米国がシェールオイルを増産して原油相場を崩したことに加えて、中東への軍事行動に対する関心が薄まっていることを背景に、サウジは米国との距離を置こうとしています。

サウジは来月、OPECとロシアの協調減産決定も目指しており、一段の原油高を狙っています。

IMFの試算によれば、サウジの財政が均衡するには原油価格が1バレル87ドル以上が必要としているので、90ドル台の大台を突破する日もそう遠くはないかもしれません。

もちろん、長期的に見れば原油価格が上昇すればエネルギー株も上昇するので、「原油価格が上昇してるのに保有してるエネルギー株が全然値上がりしてくれてないんだが?」と心配している投資家は安心してください。

【エクソン・モービルと原油先物価格:1998ー2018】
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チャートはエクソン・モービルと原油先物価格の20年チャートです。

過去を振り返ればエネルギー株と原油先物価格にダイバージェンス(逆相関)が見られると、これまでのトレンドが転換するというパターンが見られてきました。

チャートを眺めると、エネルギー株も原油価格もすでに強気相場に入っていることが確認できるので、現在の調整局面はエネルギー株を仕込む最後のチャンスです。

グッドラック。

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