バフェット太郎です。

8日のNYダウ株式市場は前日比+2.89ドル(+0.01%)高の2万4360.21ドルとほぼ変わらずで取引を終えました。トランプ大統領が2015年に締結した核合意から離脱を表明したことを受けて、エネルギー株が上昇しました。これは中東地域での紛争リスクが高まるほか、世界の原油供給に支障をきたす可能性がでてきました。

【エクソン・モービル:XOM】
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エクソン・モービルの予想PERは16倍、配当利回りは4.2%です。

さて、『ウォールストリート・ジャーナル』によれば、2014年以降、投資家のエクソン・モービルに対する目は厳しくなっているとのこと。これは原油価格が暴落しただけでなく、生産目標の未達や精彩を欠く業績、そしてESG投資(環境、社会、ガバナンスに力を入れる企業への投資)が拡大しているためです。

こうした中、エネルギー株の未来に悲観的になっている投資家も少なくないと思いますが、世界の中流階級の人口が現在の30億人から2030年には50億人に膨れ上がると予想されており、原油需要が今後数十年にわたって好調が見込まれることを考えれば、投資家は過度に悲観的になるべきではありません。

原油需要は経済成長率と相関性が高く、今後世界の原油消費量は2040年までに20%増加すると予想されています。

また、電気自動車が普及することを懸念する投資家もいると思いますが、こちらもそれほど心配する必要はありません。なぜなら、仮に2040年に稼働している全ての自動車が電気自動車になったとしても、石油消費量は2013年の水準に戻るにすぎないからです。

最近の株価低迷の背景には、供給量の増加による原油価格の低迷を懸念した売りが広がっていて、エクソン・モービルはインフレ調整後の原油価格(ブレント原油ベース)を60ドルと想定して業績予想を立てているからです。

しかし、これが強気のシナリオである80ドル(現在75ドル)で推移した場合、EPSは12ドルに達することが予想されるので、これにPER10倍を掛け合わせると株価は約1.5倍に値上がりすることが予想されます。

もちろん、短期的には原油価格の振れ幅次第で、業績が目標に達しないなんてことも十分あり得ますが、長期的に見れば経済成長に連動して原油需要が拡大するので、いずれ原油価格も上昇すると考えた方が自然です。

投資家はそれまで4%を超える配当を再投資しならがら、原油価格が上がるのをじっと待てばいいだけです。

グッドラック。

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