バフェット太郎です。

クソダサい投資家ほど、グロース株で成功した投資家に憧れて、アマゾン(AMZN)などイケてるグロース株に投資して悦に入るものです。

しかし、勢いのあるグロース株に投資すれば短期的には値上がり益が期待できるものの、長期的には割高なバリュエーションが足枷となって、十分な値上がり益が見込めないことに気づきます。

すると、こう考えます。「そうか、アマゾンに投資して成功した投資家たちは、まだアマゾンが中小型グロース株だった頃から投資したからであって、今からアマゾンに投資しても同じようにテンバガーは狙えないのか」

そして、「そうだ、テンバガーが狙える中小型グロース株に投資しよう!」という結論になるわけです。

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一応、誤解されているので断っておきますけれども、バフェット太郎は別にアマゾンとかグロース株投資がクソダサいと言ってるわけではありませんからね。そうではなくて、片手間のグロース株投資で成功できると勘違いしている、個人投資家の投資姿勢がクソダサいって言ってるんです。

たとえば、06年から15年末までの10年間、バイオセクターは大きく上昇したわけですが、この10年間で最もパフォーマンスが高かったバイオ株はメディベーション社(16年にファイザーが1兆4000億円で買収)で、年平均50%近く上昇し50倍株となりました。

メディベーションのようなグロース株に投資することが理想的なのは誰にでもわかりますが、06年当時の売上高がゼロで、さらに何千万ドルもの赤字だったことを考えれば、投資することは極めて困難だったと言えます。

また、売上高の少ない中小型グロース株はリスクが高いことも考えると、まともな個人投資家は近づくべきではありません。

実際、06年初めに年間売上高が1億ドル以下の米バイオ株は210銘柄ありましたが、このうち32%の銘柄がその後に破綻し、40%の銘柄のリターンはマイナスでした。さらに210銘柄のリターンの中央値はマイナス80%とめちゃくちゃ悲惨な結果だったんです。

このように中小型のグロース株投資がボロ株を掴まされる可能性が高いだけであることを考えれば、多くの個人投資家は桁外れに良い銘柄を見つけようとするのではなくて、コカ・コーラ(KO)やジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などまずまずのリターンが期待できる不人気優良株に投資した方が良好なパフォーマンスが期待できると思いますよ。

それでも中小型グロース株に投資したいなら引き止めたりはしませんよ。なぜなら、誰にでもソッコーでお金持ちになれる可能性があるのだから。

グッドラック。

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