バフェット太郎です。

ウォールストリート・ジャーナル』によれば、産油国ベネズエラが「死のスパイラル」に陥りつつあるとのこと。

ベネズエラにとって外貨獲得源の95%は原油の輸出によるものですが、ここにきて同国の産油量は急減しており、約30年ぶりの低水準に陥っていることでデフォルト(債務不履行)のリスクが高まっています。

【ベネズエラ原油生産量の推移】
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ベネズエラの原油生産量の推移を眺めると、14年の日量237万バレルをピークに141万バレルと約4割減少していることがわかります。

産油量が減少している主な要因は、ベネズエラ国営石油会社(PDVSA)が原油生産に必要な資金の調達に行き詰まっているからです。

また、ベネズエラは産油量が減少している他にもいくつか問題を抱えているため、原油輸出量がさらに落ち込む可能性があります。

これは2007年にベネズエラ政府が米石油大手コノコフィリップス(COP)の資産を強制的に取り上げた問題を巡って、国際仲裁機関がコノコフィリップスへの補償を認める裁定を下したことで、コノコフィリップスが資産を奪い返しに動いているからです。

また、ベネズエラ国内で産出される原油は重油であることから、運搬には不向きです。そのため、軽油をブレンドして薄めることで運搬しやすくするわけですが、軽油は米国から輸入する必要があります。

しかし、米国がベネズエラに対して経済制裁を加えることを目的に軽油の輸出を禁止すれば、最大で50万バレル輸出できなくなる可能性があるのです。

ただでさえ、経済がマヒしている状態で追い打ちをかけるように原油の輸出が止まれば、デフォルトは不可避と言えます。

そして、産油国であるベネズエラがデフォルトに陥ることに加えて、米国がイランに対して制裁措置を再開すれば、原油供給量は大幅に減少し、価格が高騰する可能性が高まります。

【原油先物価格:過去5年】
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原油先物価格は70ドル台で推移していますが、今後さらに一段高となればエネルギー株が人気化することは必然です。

【2017年のセクター別パフォーマンス】
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2017年のセクター別パフォーマンスはエネルギー株がー9.1%と散々な結果でしたが、今年はその反動も大きいと思います。

グッドラック。

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