バフェット太郎です。

ビットコインのチャートを眺めると、「売り」のサイン示すデッドクロスが発生しようとしていることが確認できます。
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ビットコイン価格は昨年12月の1万8723.82ドルをピークに、56.7%安と大暴落しています。

ビットコイン価格が軟調な主な要因は、12月17日にCMEグループがビットコイン先物取引を開始したことで、ビットコイン価格の値下がりに賭けた空売り筋による売り圧力が増しているためです。

つい半年前までは仮想通貨に多くの個人投資家たちが熱狂し、「ビットコインで億り人になる!」とか「俺、将来200億円くらい稼げるわwww」っていう人たちがゴロゴロいましたが、今ではその熱狂もすっかり冷めつつあります。

彼らは株式投資といった従来の証券投資を無視したりバカにした結果、ピークから資産を半分に減らし、何度も売買を繰り返してしまったことで税金に怯える日々を過ごしているわけです。

とはいえ、このような結果は目に見えていました。なぜならビットコインはギャンブルとしての価値以外何もないからです。

そもそも証券投資にしろ不動産投資にしろ、そこから得られるインカムゲインが期待できるので、長期で保有することで短期的な価格変動をある程度無視することができます。また、配当を別の資産に再投資することで将来のリスクを軽減することもできます。
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しかし、ビットコインを保有していても、ビットコインが増えるわけでもないので長期で保有してもリスクを軽減することはできません。もちろん、時間の経過とともに仮想通貨市場に参入する人が増えれば、価格上昇圧力も増しますが、そうした保障は一切ないわけです。

そのため、ビットコインは短期でも長期でもギャンブルでしかないので、いずれ仮想通貨市場に凍死家が溢れかえるということは目に見えていたのです。

★★★

結局、確実にお金持ちになりたければ、勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する以外他ありません。それが嫌なら、ビットコインなどの仮想通貨でギャンブルするしかなく、それを考えるたびに『カイジ』の鉄骨渡りを思い出してしまいます。
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(出典:賭博破戒録カイジ

この橋を渡らされるのはいつだって怠惰な投資家で、渡り切れるのは一握りの投資家だけです。

たとえば参加者が世界で1億人いれば成功確率を1%とした場合、9900万人が失敗する一方で100万人が成功します。これを100万人が成功する簡単なゲームと見るのか、あるいは99%の確率で失敗するギャンブルと見るのか。

バカはいつだって不合理な判断をするものです。

グッドラック。

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