バフェット太郎です。

拙著『バカでも稼げる 「米国株」高配当投資』の冒頭でも書きましたが、お金持ちになる方法を一文で表すと、「勤勉に働き、倹約に努め、堅実に運用する」ということになります。別の言い方をすると、資産の最大化は「収入を最大化し、支出を最少化し、運用利回りを最大化する」ということになります。

クソダサい投資家ほど、収入の最大化と支出の最少化を疎かにしがちで、結果的にわずかな手元資金でギャンブルの様な投機をすることでしか資産を最大化することができません。

それでも、このような怠惰でクソダサい投資家はゴマンといるため、確率的に成功してしまう投資家が出てきます。結果、世の中にある個人投資家の本はどれも「10万円を3年で1億円にする方法」なんて詐欺まがいの本ばかりになるわけです。

個人投資家が運用利回りの最大化を追求すれば、それは最終的にギャンブルの様な投機になり、再現性はどんどん低くなってしまいます。そのため、確実にお金持ちになりたいなら、S&P500ETFなど指数に連動するパッシブファンドに投資して、配当を再投資し続けることでそこそこのパフォーマンスで満足する必要があります。

当然、それだけではお金持ちになることはできませんから、収入の最大化と支出の最少化に取り組む必要があります。これは投資用資金を捻出するためなので、収入は多ければ多いほどいいですし、支出は少なければ少ないほどいいのは言うまでもありません。

幻の名著とも云われる、本田静六著『私の財産告白』で「四分の一天引き貯蓄法」というものが紹介されています。これは給与の四分の一を貯蓄に回し、またその一部を投資に回すことで資産の最大化を目指すというものです。

具体的にいえば、手取り20万円のサラリーマンは5万円を貯蓄に回し、その一部を投資に回しなさいというものです。この場合、貯蓄を差し引いた残りの手取りは15万円なので、それだけでは生活が苦しいかもしれません。

しかし、仮に手取りが40万円もあれば、四分の一の10万円を貯蓄に回したとしても、30万円も残るわけですから、生活が苦しいなんてことにはなりにくいです。

このように、収入が増えれば増えるほど、貯蓄と投資にお金を回しても負担が少なく済むのです。たとえば手取り収入が60万円もあれば、その半分に当たる30万円を貯蓄に回したとしても、残りの30万円で生活することはなにも難しいことではありません。

また、収入の質も大切です。

たとえば、ひとつのところから60万円の収入を得ているサラリーマンと、三つのところからそれぞれ20万円の計60万円の収入を得ているサラリーマンがいる場合、後者の方が投資家として有利になります。

これは万が一、会社からの収入が途絶えれば、前者の収入は0になりますが、後者の収入は40万円も残るためです。

加えて、その収入がアルバイトなどの副業によるものなのか、それとも不動産収入や株式の配当収入など、不労所得によるものなのかでも価値が変わります。

前者はケガや事故、病気をした場合、やはり収入が0になるリスクがありますが、後者は不労所得であることから安定した収入が期待できます。

このように、収入が分散化されていることに加えて、その収入が不労所得によるものであれば、その人はほとんど貯蓄をする必要がなく、全力で資産運用をすることが可能になります。

これを企業にたとえれば自己資本比率がマイナスで債務超過状態にあるフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)のようなものです。

フィリップ・モリスが債務超過状態である理由は、タバコ事業から安定したキャッシュフローが見込めるためで、無駄に自己資本を積み増す必要がないのです。

そのため、個人投資家も安定した収入が期待できる環境をつくることができれば、過剰な生活防衛資金の積み増しをする必要がなく、積極的に投資することができます。

従って、資産を最大化をしたければ、運用利回りだけでなく、収入の最大化と支出の最少化にも注意を払わなければなりません。そして収入もただ最大化するだけでなく、収入の分散化と、不労所得によるものかどうかといった質も大切にすることで、投資資金を最大化するように目指してください。

投資用資金が最大化できれば、たとえS&P500ETFなど指数に連動することを目指したパッシブファンドのパフォーマンスがそこそこだとしても、愚直に積立投資することができれば、誰もがお金持ちになれるはずです。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします