バフェット太郎です。

イタリアの政治不安への懸念が和らぎつつあることに加えて、将来の原油供給不足への懸念が高まったことで原油価格が急騰、エネルギー株が軒並み上昇しました。

【原油先物価格:日足】
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原油先物価格は一時50日移動平均線を割り込みましたが、サポートラインを支えに反発しました。原油高を好感してエクソン・モービル(XOM)は+3.93%高、シェブロン(CVX)+3.11%高、コノコフィリップス(COP)+3.56%高とエネルギー株は軒並み上昇しました。

原油高の背景には、米国によるイランへの経済制裁再開と、ベネズエラの国内経済の混乱で供給不足への懸念が挙げられます。

バフェット太郎は長期的に見れば原油高はしばらく続くと考えていますが、一本調子でズンズンと上昇を続けるなんていう風には考えていなくて、短期的には調整するリスクも結構高いのかなと予想しております。

これはOPEC(石油輸出国機構)の結束に亀裂が生じつつあるためです。

これまで、OPEC14カ国と非OPEC10カ国は協調減産を実施することで原油価格を意図的に押し上げてきたわけでありますが、先週、サウジアラビアとロシアが減産緩和で合意したことで、イランとクウェートが反発しました。

イランとサウジアラビアはもともと仲が悪いですから今回の反発は自然でしたが、OPEC内の意見対立を和らげる調停役として知られるクウェートが今回は「サウジはトランプの言いなり」と非難しました。

また、API(米石油協会)によれば、米国内原油在庫が予想53万5000バレルの減少に対して、結果100万バレルの増加と予想に反して増加しました。

【原油先物価格:週足】
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原油先物価格の週足チャートです。

買われすぎか売られすぎかを表す指標、RSIが上値を切り下げている一方、原油価格の上値は切り上がっています。これは強気トレンドの最終局面に出やすい「売り」シグナルですから、一時的に50日移動平均線である57ドル台を試す展開も想定されます。

ただし、エクソン・モービルもシェブロンも安定した配当が期待できるので、投資家は市況の乱高下にアタフタせず、高い配当利回りを享受しながら、市況がしっかりと回復するまでジッと待つだけで大丈夫です。

グッドラック。

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