バフェット太郎です。

世界の投資マネーがリスク資産から安全資産に逃避しつつあります。

事実、安全資産とされる米10年物国債の利回りは5月の3.11%をピークに2.84%まで急落(価格は上昇)した一方、リスク資産とされる株式(ダウ平均)は1月の高値2万6600ドルをピークに2万4000ドル台と急落しています。

背景には世界の貿易摩擦への懸念や地政学的リスク、金利上昇によるデフォルトリスクなどが挙げられます。

【ダウ平均と米10年債利回り推移:1987ー2018】
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チャートは1987年以降、約30年間にわたるダウ平均と米10年債利回りの推移を示しています。



過去30年間を振り返ると、米10年債利回りはずっと右肩下がりで下落しており、レジスタンス(上値抵抗線)に接触する度、米国株は暴落しました。

具体的にいうと、1987年のブラックマンデーはー40%安、90年の日本株バブル崩壊はー20%安、94年のメキシコ通貨危機はー10%安、00年のドットコムバブル崩壊はー50%安、08年の米不動産バブル崩壊はー60%安でした。

過去30年で6回目となる今回、1月に米10年債利回りの高騰を嫌気して株式市場は急落しており、すでにメキシコ通貨危機並みのー10%安の調整局面を迎えたわけではありますが、それ以外のケースより明らかに下落幅が足りないことから、もう一段下げる可能性が心配されています。

とはいえ、投資家にとってタイミングを見計らって頻繁に売買することは、パフォーマンスを押し上げるどころか押し下げる要因として知られているので、株式市場の急落に賭けて株を手放すべきではありません。

短期的にみれば、「あともう少し待ってから買えばよかった…」とか、「あの時株を売っておけばよかった…」なんて後悔することもあると思いますが、長期的に見ればそんなのはすごく些細なことなので問題にもなりません。

一方で、「相場の変化に順応すべき」と考えて頻繁に売買すれば、ただ「相場に振り回されているだけ」で、手数料分損するだけの残念な結果となり、それこそ問題になるのです。

従って、長期で資産形成を考えている多くの個人投資家は、短期的な株式市場の変動は無視して長期で保有できる一部の優良株だったり、S&P500ETFなどのパッシブファンドに長期投資した方が賢明です。

グッドラック。

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