バフェット太郎です。

18日のNYダウ株式市場は前日比ー103.01ドル(ー0.41%)安の2万4987.47ドルと2万5000ドルの大台を割り込んで取引を終えました。下落した主な要因は、米中貿易摩擦への懸念が高まったためです。

米中貿易摩擦を巡っては、トランプ大統領が総額500億ドル相当の中国製品に対して25%の輸入関税を掛けると発表すると、中国側も直ちに米国製品に対して報復関税を課すと反発していました。

しかし、その後トランプ大統領が「中国が報復措置をとれば、総額2000億ドル相当の追加関税を課す」と脅すなど、貿易摩擦がさらに激化するのでは?との懸念が高まっています。

さて、米中貿易摩擦への懸念の高まりは、中国との取引額が大きい米国企業にとって不利な局面が続くことを意味します。

たとえば、航空機で世界最大のボーイング(BA)と建機世界最大のキャタピラー(CAT)は地域別売上高で中国が占める割合が大きいことから、株価はそれぞれ前日比ー0.88%安、ー0.89%安と下げました。

また、半導体世界最大手のインテル(INTC)の地域別売上高は中国での売上高が全体の23.6%を占めているだけでなく、ノースランド・キャピタルが投資判断を引き下げたことで、株価は前日比ー3.43%安と急落しました。

加えて、その他の半導体関連銘柄のクアルコムは(QCOM)もー1.10%安、半導体装置世界最大のアプライド・マテリアルズ(AMAT)はー2.01%安、半導体装置世界二位のラム・リサーチ(LRCX)ー2.36%安と軒並み売られました。

【ヴァンエック・ベクトル・半導体株式ETF:SMH】
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半導体株式ETFのSMHの週足チャートを眺めると、株価の上値が切り上がっているのに対して、RSIとMACDの上値が切り下がるなどダイバージェンス(逆相関)が見られます。

これは強気相場の終わりに見られやすいチャートパターンであることから、米中貿易摩擦への懸念の高まりが半導体株ブームの終わりを告げることになるかもしれません。

【ヴァンエック・ベクトル・半導体株式ETF(SMH):2009ー2018】
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SMHの10年チャートです。過去10年間で指数は約9倍に上昇したことから、値上がり益を重視するグロース株投資家たちが最近こぞって買い漁るなど人気のセクターになっていました。

さらに、貿易戦争はタバコ株にまで波及しました。タバコ世界最大手のフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)は前日比ー2.26%安と急落。これは、タバコが中国が7月6日から報復関税を課す米国製品545品目の一つになっているためです。

このように、米中貿易摩擦の影響は次第にマーケットのマイナス材料になりつつあるので、投資家らは保護主義に向かう世界を注視する必要があります。

グッドラック。

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