バフェット太郎です。

ジェームズ・オショーネシー著『ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために』によれば、「規律こそが重要であり、一貫性こそが勝ちをもたらす」とのこと。

クソダサい投資家ほど投資方針に規律も一貫性もないため、「バイオ株は買いだ」と聞けばバイオ株に投資し、「ハイテク株が買いだ」と聞けばハイテク株に投資するものです。

こうした順張りの投資手法は短期的には値上がり益が見込めるので、資産額は日ごとに大きくなることで投資家は有頂天になりやすいです。しかし、「強気相場は幸福の中で消えていく」という格言を思い出せば、強気相場がいつまでも続かないということがわかると思います。

事実、数年前のバイオ株ブームで有頂天になっていた投資家は今ではほとんど姿を見せません。彼らはバイオ株に投資しておけば、永遠に資産額が増え続けると考えていました。そのため、すでに強気相場が終焉し、株価が暴落しているのにも関わらず、それを長期的な強気相場の中の短期的な調整局面に過ぎないと考えて株を手放さなかったし、むしろ買い増しして含み損を拡大させていました。

つまり、ブームの終焉は誰にもわからないので、売り抜けることは出来ないということです。

さて、現在「FANG」をはじめとしたハイテク株がブームになっていますが、これだって強気相場がいつまでも続くかわかりません。楽観的な投資家の言う通り、たしかにアマゾンやアルファベットの事業は我々の生活に欠かせないものばかりなので、今後も業績の拡大が見込まれていますが、競争が激化すれば収益率が低下するため、投資家の失望を買いかねません。

たとえば先日、フェイスブック傘下のインスタグラムが長編動画を投稿できる新アプリ「IGTV」を発表しましたが、これはアルファベット傘下のユーチューブと競争関係にあります。従って、IGTVの成長次第でユーチューブの広告収入の伸び率が鈍化しかねないので、投資家はいつまでも楽観的でいられないのです。

また、アップルは動画コンテンツを制作していますが、これだってアマゾンやネットフリックスの動画コンテンツと競争してしまうため、巨大企業が競争し合うことで、市場は成長するものの、高い成長が見込めなくなるかもしれません。

こうしたことから、目の前の勢いのあるセクターに投資することは、長期的に見て必ずしも高いリターンが期待できるわけではないこと、そして、バイオ株ブームで振り返ったように、高値で売り抜けられないことから、タイミングを見計らった投資が机上の空論だということがわかります。

そのため、投資家は規律を重視し、投資に一貫性を持たせる必要があります。

SPONSORED LINK

たとえば、バフェット太郎は連続増配高配当株10社に均等分散投資して配当を再投資していますが、持ち株はどれも値上がり益が期待できないので、強気相場においては市場平均をアンダーパフォームしやすいです。

また、米国株が他国のパフォーマンスを常にアウトパフォームするわけではないことから、米国株に集中投資しているバフェット太郎10種のパフォーマンスは、いずれの時期において新興国株のパフォーマンスにアンダーパフォームします。

とはいえ、長期的に見れば新興国株よりも米国株の方がパフォーマンスが高かったことを考えれば、長期的な視野に立った場合、米国株が賢明だと言えます。(常に米国株が強いというわけではありません。)

また、オショーネシー氏によれば「最高レベルの運用者に共通することは方針の一貫性であった」とし、「投資が成功するために最低限必要なことは、分かりやすい形で定めた意思決定プロセスと明文化した投資方針を一貫して必ず実行すること」と述べているように、一貫性が重要だということがわかります。

これはオショーネシー氏の研究結果だけの話ではなくて、たとえばAT&Tが同社の年金基金運用者について調べたところでも、投資方針を一貫して必ず実行した運用担当者ほどパフォーマンスが優れていたそうです。

加えて、元ガソリンスタンドの店員だった個人投資家のロナルド・リード氏が約10億円の資産を築いた投資方針は、配当再投資戦略であり、持ち株は絶対に手放さないというものでした。

こうしたことから、個人投資家は他人のパフォーマンスと比べる必要はなく、規律と一貫性のある投資方針を愚直に実行していくべきです。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします

SPONSORED LINK