バフェット太郎です。

過去10年間のダウ平均を振り返ると、09年に6470ドルの底値をつけて以降、50日移動平均線と200日移動平均線をサポートラインにして一貫した強気相場が続いています。こうしたことから、個人投資家の中には注ぎ込む金額が少ないことを後悔している人も少なくないと思います。

しかし、将来の弱気相場に備えてある程度の現金を保有しておくことは賢明です。

【ダウTR:2009ー2018】
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チャートは配当再投資込みのダウ平均の推移です。09年1万1240ドルを底に一時5万7500ドルと5倍超上昇しています。

こうした中、残念な個人投資家ほど株式を保有していないことを後悔し、アセットアロケーションに占める株式の比率を慌てて高めようとしたり、値上がり益の見込める将来有望のハイテク株に集中投資したりするものです。

もちろん、現金をいくら保有していても、それ以上資産価値が上がるわけではありませんから、株式に投資しておいた方が短期的には値上がり益が見込めるかもしれません。しかし、「暴落」がある日突然やってくることを考えれば、あまりにも株式の比重が大きすぎれば、突然の暴落でパニックに陥って狼狽売りしかねないので注意が必要です。

とはいえ、投資のプロであるファンドマネジャーたちは運用資金のほとんど全てを使って、古インベストメント状態で運用しています。これは、現金が利益を生み出さないため、強気相場において現金を保有すれば、ベンチマークやライバルファンドに対してパフォーマンスが劣後してしまうためです。

そのため、彼らは自らが生き残るためにフルインベストメントを選ばざるを得ず、それ以外の選択肢はそもそもないと言えるんです。

しかし、個人投資家はベンチマークやライバル投資家とパフォーマンスで争う必要はないはずです。そのため、現金を保有しておくことで、弱気相場を待ってから株を買えばいいんです。

実際、著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる投資会社バークシャー・ハザウェイ(BRK.B)も、株式市場で過熱感が見られると現金比率を5~10%から10~20%へ引き上げて弱気相場に備えたりしています。

現金比率の目安は、(生活防衛金を除いた)金融資産全体の20~30%程度でいいと思います。しかし、毎月安定した収入が見込めて積立投資ができる個人投資家なら、10~20%程度でもいいと思います。

現金は保有しているだけでは資産価値が上がりませんが、狼狽売りのストッパーになるだけでなく、割安な株を買い増せる重要な役割を果たす場合もあるので、いつ暴落が訪れてもいいように普段からリスクを意識したアセットアロケーション(資産配分)を構築しておいた方がいいです。

グッドラック。

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