バフェット太郎です。

米タバコ最大手のアルトリア・グループ(MO)の株式を一株57.10ドルで170株、約9700ドル(約110万円)分買い増しました。

【取引履歴】
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バフェット太郎は米国の超大型連続増配高配当株10社に均等分散投資しておりまして、毎月最後の金曜日に組入れ比率最低銘柄を約1万ドル(約100万円分)買い増すことで均等になるようにリバランスしています。

【アルトリア・グループ:MO】
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」は過去にアルトリア株を買い増した時期を示しています。

予想PERは14.2倍、配当利回りは4.9%です。

さて、アルトリアの株価は直近の高値72.05ドルから一時53.25ドルと26%も下げる場面がありました。これはアルトリアからスピンオフ(分離・独立)したフィリップ・モリス・インターナショナルが4月に発表した第1四半期決算で投資家の失望を買ったためです。

多くの投資家はフィリップ・モリスの加熱式タバコ「アイコス」の販売に楽観的な見方をしており、実際、日本を牽引役に販売も好調でした。しかし、牽引役となっていた日本のシニア層の取り込みは進まず販売の伸びが鈍化したことで、タバコ株は軒並み売られました。

これはつまり、それだけ加熱式タバコに対する投資家の関心が高いことを意味し、加熱式タバコの販売見通しがタバコ株に投資するかどうかの判断材料になっているというわけです。
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【アルトリア・グループ:2008ー2018】
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アルトリア株の10年チャートを眺めると、現在200日移動平均線を下回っていることが確認できます。これは08年に国外事業をフィリップ・モリス・インターナショナルとしてスピンオフした時以来、約10年ぶりのことです。

こうしたことからアルトリア株に投資妙味を感じている投資家も少なくないと思いますが、50日移動平均線が下を向き、200日移動平均線を下回ってデッドクロスが発生するようなら株価はさらに一段安となりかねません。

とはいえ、デッドクロスが発生したからと言って必ずしも暴落するわけではありませんし、予想に反して大きく反発してしまえば、投資をしなかったことによる機会損失が発生してしまいます。

そのため、投資家はタイミングを見計らって投資するよりも、それが優良株であり続ける限り、予め定めたルールに従ってコツコツと積立投資した方が賢明です。

グッドラック。

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