バフェット太郎です。

投資の世界には「いつの時代でも通用する最強の投資スタイル」というものは存在しません。そのため、特定の投資スタイルを貫けば、市場平均を大きく上回る素晴らしいパフォーマンスを叩き出す時もあれば反対に市場平均を大きく下回ることもあります。

結局のところ、投資家自身のリスク許容度を考慮して、ポートフォリオを構築し、投資スタイルを決めなければならないわけです。たとえば、いつの時代も損だけはしたくないようなリスク許容度の小さい投資家は債券の比重を大きくしなければなりませんが、リスク許容度の大きい人は株式に集中投資しても問題ありません。

米国市場の1802年から2006年までの204年間を振り返ると、長期債の実質トータルリターンが年率平均3.5%だったのに対して、株式の実質トータルリターンは年率平均6.8%と、株式が長期債を大きくアウトパフォームしました。

また、第二次世界大戦後の1946年から2006年までの実質トータルリターンも、長期債が1.6%だったのに対して株式は6.9%と、やはり株式の方がパフォーマンスが良かったです。

【株式と長期債の実質トータルリターン】
  株式 長期債
1802-2006 6.8 3.5
1946-2006 6.9 1.6
1946-1965 10 -1.2
1966-1981 -0.4 -4.2
1982-1999 13.6 8.5
1985-2006 8.4 7.2

また、戦後を四つの時代で分けても株式が長期債をアウトパフォームしました。

こうしたことから、投資家はできるだけ株式中心の運用を心掛けるべきです。また、株式中心の運用をしたいなら自身のリスク許容度を大きくしなければなりません。

たとえば、リスク許容度の小さい人は、副業を通じて収入の最大化と分散化を実現し、普段の生活費を抑えることでキャッシュフローを最大化すれば、人的資本が債券のような役割を果たすため、リスク資産に積極的に投資することができます。

これはフィリップ・モリス・インターナショナル(PM)の財務戦略に似ています。同社はタバコ事業で安定したキャッシュフローが見込めるため、自己資本比率がー28.13%と債務超過状態であっても経営が成り立つわけです。

投資家も毎月安定したキャッシュフローが見込めるなら、ポートフォリオに債券を組み入れるなど保守的な投資スタイルをする必要はなく、積極的に株式に投資することができます。

そのため、個人投資家は債券に投資することでポートフォリオのリスク低減をするよりも、人的資本とキャッシュフローを最大化して、リスク許容度を大きくした方がよっぽどマシなリターンが期待できるはずです。

グッドラック。

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