バフェット太郎です。

先日、四半期決算を発表した米銀大手JPモルガン・チェース(JPM)を皮切りに、これから米企業の決算シーズンが本格化するわけですが、JPモルガンの事業は経済全般と密接に関わっていることから、同行の好決算が意味するところは大きく、米経済の先行き見通しに対して明るい兆しが見えました。

【ダウ平均:週足】
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ダウ平均は主要企業の好決算を追い風に、9月末につけた史上最高値である2万6828ドルをターゲットに上昇しており、今後、これを上にブレイクアウトする公算が大きいです。

さて、米国株の歴史を振り返ると、1802年から2006年までの204年間にわたって、経済や社会、政治環境が劇的に変化したにも関わらず、株式投資の年平均実質トータルリターン(インフレ調整済み)は、概ね6.6~7.0%だったことがわかっています。

そのため、投資家は一握りの優良株やS&P500種指数に連動するインデックスファンドに投資して、配当を再投資し続けるだけで資産を着実に増やすことができるわけですが、多くの投資家がこれができないのには訳があります。それは、暴落の恐怖に打ち勝つことができず、狼狽売りに走ってしまうからです。

投資家のリスク許容度は自分で考えているよりもずっと小さく、10~20%程度の暴落でパニックに陥ります。事実、過去四年間を振り返っただけでも、中国発の世界同時株安、FRBの利上げによる株安、英国のEU(欧州連合)離脱の決定に伴う暴落、長期債利回り急騰による暴落などをきっかけに、多くの投資家は強気相場から降りてしまい、強気相場の恩恵を享受することができなかったのです。

しかし、歴史を振り返れば、米国株の暴落は何も珍しいことではないので、パニックに陥る必要など全くなく、米国株が長期的に見れば右肩上がりで上昇してきたことを考えれば、"売る"ことは全くバカげています。

【ダウ平均暴落の歴史:1946ー2019】
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上のグラフは戦後以降、およそ20%暴落した時代とその下落率を表しています。過去73年間で高値からおよそ20%以上暴落したのは17回あり、これは四年半に一度のペースで暴落していることを意味します。

仮に今後も四年半に一度のペースで暴落が訪れるとすれば、運用期間が30年以上残っている投資家は少なくとも7回は暴落を経験し、そのうち2回は30%を超える大暴落を経験することになります。

つまり、暴落は何も珍しいことではありませんから、投資家は暴落に慣れる必要があります。とはいえ、資産評価額が目減りすることに平気でいられる投資家は少ないです。そのため、多くの投資家がやるべきことは、コカ・コーラ(KO)やペプシコ(PEP)など、一人握りの優良ディフェンシブ銘柄に分散投資することです。

これらの銘柄はどれも安定したキャッシュフローと配当が期待できるため、弱気相場で割安になった株を配当金で買い増すことができます。そして、再び強気相場が訪れれば、弱気相場で買い増した分の株が資産最大化の手助けをするアクセル(加速装置)としての役割を果たしてくれるため、長期的な資産形成に成功しやすいです。

従って、将来訪れる暴落に打ち勝つためにも、投資家は一握りの優良ディフェンシブ株に分散投資することで暴落に備えておくことが賢明です。

グッドラック。

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