バフェット太郎です。

日本の債券市場で日10年債利回りが一時0.093%と、前週末の0.036%から+158.3%と急騰しました。

【日本10年債利回り】
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日本10年債利回りが急騰(価格は急落)した主な要因は、日銀が金融緩和の正常化に向けて、副作用を和らげる方向で政策修正を検討するとの報道が材料視されたためです。

これまで日銀は異次元の金融緩和を維持してきましたが、今後正常化するとなれば金利は上昇します。金利が上昇すれば日米10年債利回りの格差が縮小するため為替はドル安円高に動きます。

これは通常、投資マネーが相対的に利回りの低い所から高い所へと流れる傾向があるためで、日本と米国の金利差が縮小する局面ではドル安円高に進みやすいのです。

しかしその後、日銀の黒田総裁が「どういう根拠があって報道しているのか全く知らない」と一蹴したことに加えて、政策は今後も維持される可能性が高いとの見方が広がったことで、日本10年債利回りの上昇が抑制され、ドル円は再び111円台に値を戻しました。

【ドル円:日足】
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ドル円の日足チャートです。今回の日本10年債利回り急騰を受けて、為替は一時1ドル110.75円をつけるなど50日移動平均線に急接近する場面も見られましたが、現在は再びドル高基調に戻っています。

そもそも日本経済は依然として物価が低迷し続けているため、日銀が金融政策の正常化に舵を切れば円が急伸してデフレ脱却がおぼつかなくなってしまいます。そのため、日銀が金融緩和の解除に動くと考えるのは時期尚早で、日銀による金融緩和が維持される中でドル高トレンドは続く公算が大きいと考えた方が自然です。

米国株投資家は円高を心配する必要はありません。

グッドラック。

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