バフェット太郎です。

1日のNYダウ株式市場は前日比ー81.37ドル(ー0.32%)安の2万5333.82ドルと下落して取引を終えました。下落した主な要因は、FOMC声明や米中貿易摩擦への懸念が高まったためです。

トランプ政権は中国輸入品2000億ドル(約22兆円)相当に対して、当初10%としていた関税を25%に引き上げることを検討しており、米中貿易戦争が激化の兆しを見せています。

これは米中通商協議の折り合いがつかないことに加えて、トランプ政権が交渉でより優位な立場を確保しようとしているためです。

米国が中国に対して強気の姿勢でプレッシャーをかけられるのは、米国経済の力強さを増す一方、中国経済は減速の兆候を見せていることに加えて、米国の中国に対する貿易への依存度が低い一方、中国の米国に対する依存度が大きいためです。

ちなみに、10%から25%に引き上げる関税案について最終決定が下るのは早くても9月以降の見通しです。また、仮に税率が引き上がる事態となれば、米国のインフレ率がさらに上向き、利上げペースも加速しかねません。

さて、この日FRB(米連邦準備制度理事会)はFONC(連邦公開市場委員会)で、政策金利を1.75~2.00%に据え置くことを決定したことに加えて、米経済について強気の判断を示したことで9月の利上げが濃厚となりました。

パウエルFRB議長は「米国の経済活動は力強いペースで上向いている」とし、声明の中で「力強い」という表現を合計6回用いて、米国経済の力強さを示しました。また、FRBは年内2回(9月、12月)、来年3回(3月、6月、12月)の利上げを想定しており、仮に想定通り利上げに踏み切れば、2019年末の政策金利は3.00~3.25%になることを意味します。

ただし、米中貿易戦争が激化し、インフレ率が予想以上に上向くようなら利上げペースがさらに加速する可能性もあります。

米国の政策金利が上昇すれば日本との金利差が拡大するため、為替相場はドル高円安に動きます。また、欧州諸国や新興諸国などで経済にそれほど力強さが見られないことから、米国とその他各国との金利差も拡大することが予想され、ドルは世界の通貨に対して高くなることが予想されます。

加えて、ドル高が続けば金価格も弱含むため、金鉱株の低迷も予想されます。

【ドル円相場】
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ドル円は50日移動平均線に反発してドル高トレンドを維持しました。

【金先物価格】
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金先物価格は50日・200日移動平均線の下で推移しており、弱気トレンドが続いています。短期的な買い戻しはあるかもしれませんが、長期的な見通しは悪いです。

【バリック・ゴールド:ABX】
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カナダの産金会社で世界最大の金鉱株であるバリック・ゴールド(ABX)の株価急落が止まりません。株価は10.95ドルと3月の安値11.05ドルのサポートラインを割り込んだことで、弱気相場はまだ続くことが予想されます。

投資をしたことがない多くの日本人は「投資はなんだか怪しい」として未だに貯金ばかりしていますが、今、世界で何が起きているかを考えれば人々はドル高とインフレに備えて米国株を選好すべきです。しかし、情弱な貧乏人はそういうことがわからいので、一生貧乏のままなのだと思います。

もちろん、誰しも自らの選択で貧乏な人生を歩む自由があるのだから、誰からも咎められるものでもありません。

グッドラック。

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