バフェット太郎です。

100メートルを早く泳ぐには、泳ぎ方にこだわるよりも流れに乗ることが大事であるように、株式投資の場合もソッコーでお金持ちになりたければファンダメンタルズ分析よりもモメンタム(勢い)に乗ることが大事です。

ただし裏を返せば、流れに逆らえば資産はあっという間に溶けてしまうことを意味します。そのため、投資家は自分のポジションが世の中の時流に対して流れに乗っているか、あるいは流れに逆らっているのかを知る必要があります。

たとえばバフェット太郎の保有銘柄は必ずしも流れに乗っているわけではありません。これは保有銘柄が地味で退屈なディフェンシブ銘柄ばかりであることに加えて高配当株ばかりだからです。これらの銘柄は景気拡大局面や金利上昇局面に弱く、市場平均をアンダーパフォームしやすいのでジッと我慢して耐える必要があるわけです。

一方でハイテク株や金融株などは景気拡大局面や金利上昇局面に強いことから、これらのセクターに集中投資することで市場平均をアウトパフォームしやすいです。

するとみなさんは、「それなら時流を読んで流れに乗った方が賢明だ」と思うかもしれません。しかし、投資の世界では運よく流れに乗ったとしても、いつの間にかその流れは逆流になっていたりと常に時流に乗り続けることは困難であることが知られています。

実際、時流を幾度も乗り換えてお金持ちになったという投資家はほとんどいません。たとえば新興国株ブームの波に乗って資産を大きく増やした投資家たちが、金融危機以降、別のブーム(たとえばバイオ株ブームやFANGブーム)に乗れたかというと乗れていなかったわけです。

従って個人投資家は一貫した投資スタイルを貫きながらも、自分の保有銘柄が時流に対して流れに乗っているのか、あるいは流れに逆らっているのかを知ることで、浮かれすぎることも狼狽することも回避することもできます。

さて、投資の世界には敢えて逆流に挑む投資家もいます。たとえば日本の個人投資家の中には高金利に釣られてトルコ国債やトルコリラに投資する人たちが少なくありません。彼らの多くはトルコ経済の復活に賭けているわけではなくて、トルコがどのような状況であるかもわからず、ただ金利の高さに釣られて投資しているのです。

【ドル/トルコリラ】
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(※トルコリラは年初来で4割超値下がりしています。)

日本の証券会社各社はかねてからブラジル国債を推してきましたが、トルコの国債利回りが急騰していることを背景に、トルコ国債を推すようになりました。

結果、2000~3000万円の退職金を抱えた情弱シニア世代が狙い撃ちされて大損しているわけです。彼らは10%以上の利回りが期待できることから、3000万円投資すれば毎年300万円程度の利払いが期待できると考えたかもしれません。

しかし、投資の世界では10%以上の利回りは「破綻」を意味するので、まともな投資家なら絶対に近づいたりしないわけです。通常、5~6%以上でリスクが高いと考え、8%以上なら投資不適格と考えて近づかないようにすべきです。

そういうことを知らない情弱シニア世代が濁流にのみ込まれて、退職金をあっという間に溶かすことになるわけですが、投資の世界は自己責任なので救いようがありません。

グッドラック。

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