バフェット太郎です。
16日のNYダウ株式市場は前日比+396.32ドル(+1.58%)高の2万5558.78ドルと大きく上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、ウォルマートの好決算が追い風となったほか米中貿易摩擦懸念が後退したためです。
米中貿易摩擦懸念を巡って事態の打開に向けた協議が二カ月ぶりに再開される見通しです。協議は今月22~23日の日程で米国が中国を招待するかたちで米国で行われる予定です。
そもそも米中貿易戦争は泥沼化しており、米国は当初500億ドル相当の中国製品に対して、25%の制裁関税を課すとし、中国も同額の報復関税を表明したため、さらに2000億ドル相当の中国製品への追加関税を表明していました。これに対して中国側もさらに600億ドル規模の報復関税を課すことを発表しました。
中国側が600億ドル規模の報復関税しか課せられないのは、中国の米国からの輸入額が1300億ドルしかないのに対して、米国の中国からの輸入総額は5050億ドルと規模が違いすぎるためです。そのため、当初からこの貿易戦争は米国が勝ち、中国が負けることがわかっていました。
これについては株式市場も織り込んでおり、S&P500種指数が過去最高値圏で推移しているのに対して、上海総合指数は今年の高値からー24.6%安と弱気相場入りしています。
こうした中で米中貿易戦争はクライマックスを迎えようとしています。これはそもそも米中貿易戦争が中間選挙を意識したものであり、それが終われば一区切りがつくと予想されるためです。
別の言い方をすれば、トランプ政権は中間選挙に向けた中国叩きのクライマックスを国民に見せつけなければなりませんから、米国は中国に対して強気の要求を突きつける公算が大きいです。そのため、今月に予定されている再協議で何らかの合意に達する可能性は低いものの、落としどころをそろそろ考えた予備的な協議が始まりつつあるというわけです。
従って、中間選挙以降は米中貿易摩擦懸念で売られていた資本財株などが買い戻されやすいです。
【キャタピラー:CAT】
代表的な銘柄を挙げれば、建機世界最大手のキャタピラーで株価は今年の高値から20%ほど下げています。
グッドラック。
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16日のNYダウ株式市場は前日比+396.32ドル(+1.58%)高の2万5558.78ドルと大きく上昇して取引を終えました。上昇した主な要因は、ウォルマートの好決算が追い風となったほか米中貿易摩擦懸念が後退したためです。
米中貿易摩擦懸念を巡って事態の打開に向けた協議が二カ月ぶりに再開される見通しです。協議は今月22~23日の日程で米国が中国を招待するかたちで米国で行われる予定です。
そもそも米中貿易戦争は泥沼化しており、米国は当初500億ドル相当の中国製品に対して、25%の制裁関税を課すとし、中国も同額の報復関税を表明したため、さらに2000億ドル相当の中国製品への追加関税を表明していました。これに対して中国側もさらに600億ドル規模の報復関税を課すことを発表しました。
中国側が600億ドル規模の報復関税しか課せられないのは、中国の米国からの輸入額が1300億ドルしかないのに対して、米国の中国からの輸入総額は5050億ドルと規模が違いすぎるためです。そのため、当初からこの貿易戦争は米国が勝ち、中国が負けることがわかっていました。
これについては株式市場も織り込んでおり、S&P500種指数が過去最高値圏で推移しているのに対して、上海総合指数は今年の高値からー24.6%安と弱気相場入りしています。
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【上海総合指数】こうした中で米中貿易戦争はクライマックスを迎えようとしています。これはそもそも米中貿易戦争が中間選挙を意識したものであり、それが終われば一区切りがつくと予想されるためです。
別の言い方をすれば、トランプ政権は中間選挙に向けた中国叩きのクライマックスを国民に見せつけなければなりませんから、米国は中国に対して強気の要求を突きつける公算が大きいです。そのため、今月に予定されている再協議で何らかの合意に達する可能性は低いものの、落としどころをそろそろ考えた予備的な協議が始まりつつあるというわけです。
従って、中間選挙以降は米中貿易摩擦懸念で売られていた資本財株などが買い戻されやすいです。
【キャタピラー:CAT】
代表的な銘柄を挙げれば、建機世界最大手のキャタピラーで株価は今年の高値から20%ほど下げています。
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