バフェット太郎です。

南アフリカ経済が09年以来9年ぶりのリセッション(景気後退)に陥りました。リセッション入りした主な要因は、南ア経済の最大の牽引役となっている農作物の不作が響いたことに加えて、製造業も不振だったためです。

南アの第2四半期GDP(国内総生産)は前期比年率0.7%の減少でした。リセッションの定義が「GDPが2四半期連続で減少した場合」とされているため、第1四半期の2.6%減に引き続きGDPが減少したことでリセッション入りと判断されました。

ちなみに予想値が0.6%増だったため、多くの市場参加者らはリセッションは回避できると考えていたので、今回のGDPはネガティブサプライズでした。

ちなみに、先日発表された南アPMI(製造業景況指数)は前月51.5に対して、8月は43.4でした。通常、PMIは基準の50を上回ると景気拡大、下回ると景気縮小を示唆していると言われています。

【iシェアーズ・南アフリカETF(EZA):週足】
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予想下回るGDPを嫌気して、南アフリカETF(EZA)は前日比ー6.31%安と急落しています。また、1月の高値75.40からはー31.8%安と暴落していることから弱気相場入りしています。

さて、著名投資家ウォーレン・バフェット氏の言葉を借りれば、「他人が貪欲になっている時は恐る恐る、周りが怖がっている時は貪欲に」とのことから、投資家は今こそ南ア経済に対して貪欲な姿勢で挑むべきかもしれません。

そこで、株価はリセッション入りしてから何か月後に底打ちするのかについて調べてみました。

【ダウ平均:1981.7ー1982.11】
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たとえば、米国株式市場は81年以降、81年、90年、01年、07年の4回リセッションに陥っています。まず、81年のリセッションは16カ月間続き、株価が底打ちしたのはリセッション入りしてから13カ月後でした。

【ダウ平均:1990.7ー1991.3】
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90年のリセッションは8ヶ月続き、底打ちしたのは半年後のことでした。

【ダウ平均:2001.3ー2001.11】
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01年、ドットコムバブルの崩壊によるリセッションは8カ月続き、底打ちしたのは半年後のことでした。

【ダウ平均:2007.12ー2009.6】
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07年、サブプライムローンを発端としたリセッションは18カ月続き、底打ちしたのは15か月後のことでした。

【戦後のリセッション期間】
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ちなみに戦後のリセッション期間は短くて6カ月、長くて18カ月、平均すると11カ月です。ちなみに、日本の戦後のリセッション期間の平均は16カ月とやや長いですが、これは80年代以降の強気相場の反動で、30カ月以上続いたリセッションが二回あったためです。これを修正すれば平均12カ月程度になります。

また、過去4回のリセッションを振り返ると、リセッション脱却の2~3か月前に株価が底打ちしています。

そのため、仮に南ア経済が米国や日本の平均的なリセッション期間であるとするならば、リセッションは2019年8月頃まで続き、株価が底を打つのは5月~6月頃になります。

グッドラック。

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