バフェット太郎です。

著名投資ウォーレン・バフェット氏によれば、「投資の極意とは、良いタイミングで良い銘柄を買い、良い企業であり続けるうちは決して手放さないこと」とのこと。

ただし、この「良いタイミング」というのは、短期的な売買をするためのタイミングというわけではなくて、長期的に見た場合のタイミングです。たとえばドットコムバブル後の03年や金融危機後の09年などがそれにあたります。

ちなみに、バフェット氏が過去を振り返って最も素晴らしい投資タイミングとしているのが1974年で、ウォーターゲート事件をきっかけにニクソン大統領が辞任に追い込まれた年です。

【バフェット指数】
1
(出所:日経平均株価AI予想

チャートはバフェット氏が投資の判断材料として参考にしている通称「バフェット指数」です。これはGDPに対する株式市場の時価総額比率を表していて、これが100を上回っていると割高、 下回っていると割安と判断します。

【ダウ平均:1973ー1976末】
2
1974年、ダウ平均はわずか一年で四割超下げ、バフェット指数は35.18と過去47年間で最も低い水準を記録しました。

もちろん、誰も過去には戻れませんから、株を割安な価格で買おうと思えばじっとタイミングを待つしかありません。しかし、仮にダウ平均が2500ドルで推移していた1991年に「バフェット指数が50を割り込んだら投資をはじめよう」と考えたとしたら、27年後の今日になっても未だに株を始められていないという結果になっていました。(過去27年間の最低水準は09年2月末の51.37です。)

そのため、「バフェット指数が〇〇になったら投資をはじめよう」と考えるのは間違いだということがわかると思います。

では、「いつから投資を始めればいいのか?」ですが、それは「今日から」です。今日から手元にあるお金を一~二年かけて積立投資していけばいいわけです。

これに対して「積立投資にリターンを改善する効果はなく、配当も得られないことから一括投資の方が良い」という意見があります。これはたしかにその通りなのですが、仮にこれから株式投資をはじめようと考えている人が、一括投資をした場合、そのリスクに耐えられると思いますか?

バフェット太郎は「無理なんじゃないかな」と思うわけでありまして、机上の空論を振りかざしても意味がないので、現実的に考えれば、少しずつリスクに慣れていくという意味でも、一~二年くらい時間をかけて組み入れ銘柄をじっくり考えながら積立投資する方がいいと思います。

そのうえで、投資は良いタイミングではじめるに越したことはないけれど、それにこだわる必要は全然なくて、良い銘柄を良い企業であり続ける限り、ずっと買い持ちするのがいいです。

ちなみに良い銘柄とは、永続的な競争優位性を持つ企業です。競合他社と比べて競争優位性があれば必然と利益率は高くなり、自由に使えるお金も多くなることから経営の自由度が高まります。経営の自由度が高まれば事業環境の変化に対応しやすく、競争優位性を維持することができます。

たとえば、飲料大手のコカ・コーラ(KO)は競合他社と比べて圧倒的なブランド力を持っていることに加えて、莫大な設備投資も研究費用も必要がありません。さらに利益率の低いボトリング事業をフランチャイズ化していることから営業利益率は27%と極めて高いです。

結果、稼いだお金を配当や自社株買いといったかたちで株主に還元できることに加えて、消費者の嗜好の変化に合わせてコーラの容量を少なくしたり、地域限定商品の開発など、事業環境の変化に順応に対応することができています。

従って、個人投資家はコカ・コーラのような「良い銘柄」を良い企業であり続ける限り保有し続けるだけで資産を最大化することができます。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします