バフェット太郎です。

先日のエントリーで「米2年債利回りが下がると金鉱株が上がる」ということについて書きました。今回は「米2年債利回りはいつ下がるのか」について書こうと思います。

結論から言えば、利上げの打ち止めと同時に米2年債利回りは下げ始めるので、利上げの打ち止めが予想されている2020年頃から米2年債利回りは下落に転じます。また、それと同時に金鉱株上昇に転じる公算が大きいです。

【バリック・ゴールドと米2年債利回り推移:1988-2018】
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【政策金利と米2年債利回りの推移:1998ー2018】
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過去、20年間の政策金利と米2年債利回りの推移を振り返ると、米2年債利回りが政策金利の先行指標になっていて、米2年債利回りの下落と同時に利上げが打ち止めとなり、その後半年~一年以内に利下げが始まっていることが確認できます。

FRB(米連邦準備制度理事会)は今年あと二回、19年に三回、20年に一回の利上げを、そして21年は据え置きを見込んでいます。仮にFRBのシナリオ通りに利上げが進むのなら、2020年に米2年債利回りはピークをつけて金鉱株が上昇に転じます。

しかし、必ずしもFRBのシナリオ通りに動くとは限りません。

世界経済は今、貿易戦争や新興国の経済危機など不安要素がいくつも散見されます。事実、トルコ経済は大幅な政策金利の引き上げを実施したものの経済のファンダメンタルズは依然として脆弱なままですし、南アフリカやインドネシアなど、トルコ同様に経済のファンダメンタルズが弱い新興国は少なくありません。

また、中国が「通貨」と「技術」の両分野において覇権を握ろうとしていることから、米国はそれを高率関税を課すことで潰そうとするなど米中貿易戦争は長期化の様相を呈しており、中国経済の減速が世界的な「売り」を招きかねず、利上げの打ち止めが想定よりも早くなるかもしれません。

【米2年債利回り】
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米2年債利回りのチャートを眺めると2.76%と高水準で推移しており、米10年債利回りとの差は0.21%ポイントあることから景気減速の兆候は見られず、まだしばらく米国株の強気相場は続きそうです。

従って、FRBのシナリオ通りになれば、金鉱株の強気相場は2020年の利上げ打ち切りと同時か、あるいは想定より早まれば19年後半から始まります。

グッドラック。

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