バフェット太郎です。

米投資銀行大手リーマン・ブラザーズが破綻してから丸10年が経ったわけですが、米国株式市場があれから10年間ずっと右肩上がりだったことを考えると、多くの投資家が買い持ちしているだけでお金持ちになれたことになります。

とはいえ、ほとんどの人は株式投資なんかしていませんし、一握りの投資家ですら買い持ちし続けることができなかったことを考えると、株式市場の恩恵を享受できている人がどれだけ少ないかがわかります。

ちなみに当時の逸話として、米投資銀行大手ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファインCEOが、破綻の危機に瀕していた同業大手モルガン・スタンレーのジョン・マックCEOに対して、「踏ん張ってもらわないと、君が破綻したら20分後は私なのだから」と述べるなど、ほとんどの投資銀行でデフォルトリスクが高まっていたので、「株式投資どころじゃない!」っていう空気が漂っていたわけです。

しかし、結果論で恐縮なのですが、米国株式市場は6500ドルまで値下がりした後、10年間で2万6000ドルまで上昇したわけであります。

【ダウ平均:2009ー2018】
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この10年間、投資家はただ買い持ちするだけで資産を増やすことができたわけですが、先にも述べた通り、10年間買い持ちできた投資家はほとんどいません。

どうして「買い持ちするだけ」のことができなかったのでしょうか。結論から言えば、米国株式市場は何度も「バリュエーションが割高だ!」と指摘されたり、「一年以内に株式市場は暴落する!」との悲観論が聞かれたことで、多くの投資家は途中で利益確定をしてしまったのです。

もちろん、投資家の中には出遅れている割安な株に資金を動かしてさらに資産を増やした投資家もいましたが、中には現金に換えたままその後強気相場をただ眺めるだけだったり、あるいは値上がり益が期待できる新興国株に投資して失敗したりする投資家も散見されました。

このように、過去10年間を振り返ると、「ただ買い持ちをするだけ」ことがなかなかどうして多くの投資家らはできなかったし、さらに値上がりする銘柄への乗り換えもうまくいかず、結局うまくいった投資家というのは、一握りの優良株に買い持ちしたり、あるいはインデックスファンドを買い持ちして配当を再投資し続けることができた投資家であって、何も難しい売買なんてする必要がなかったわけです。

さて、金融危機から10年、強気相場があまりにも長く続いていることから、割高なバリュエーションを気にして持ち株を手放し、まだ値上がり益の期待できる銘柄に乗り換えたりする投資家が散見されます。

それが正しい選択なのか、あるいは間違いなのかは選んだ銘柄によるわけですが、投資の世界では頻繁に銘柄を入れ替えても、あるいはタイミングを見計らって投資をしたとしても、長期的なリターンにプラスの影響を与えないどころか、税金と手数料分損をすることで知られています。

そのため、投資家は一握りの優良株を買い持ちするか、あるいはインデックスファンドを買い持ちして配当を再投資し続けた方が賢明と言えます。

もちろん、あなたが一握りの天才投資家でなければの話ですが。

グッドラック。

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