バフェット太郎です。

ドル高は新たな危機の火種となりかねないことから、投資家は注視しなければなりません。

【ドル円:日足】
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ドル円の日足チャートを眺めると、50日移動平均線を上回って推移していることがわかると思います。今後、さらに上昇するかどうかが注目されているわけですが、FRB(米連邦準備制度理事会)が追加の利上げに踏み切るなど日本との金利差が拡大すること、そして週足チャートを眺めると三角保ち合いを形成後、レジスタンス(上値抵抗線)を突破したことからドルは一段と高くなることが予想されます。

【ドル円:週足】
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三角保ち合いは通常、上値と下値の幅が徐々に縮まていき、最終的にどちらか一方に大きく動くことで知られているわけですが、先日、そのレジスタンス(上値抵抗線)を突破したことで200日移動平均線の突破も期待されています。

しかし、過去を振り返るとドル高は新たな危機の火種となる傾向があることから注視する必要があります。

【ドル円:1989ー2018】
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過去30年間のドル円チャートを振り返ると、大きくドルが買われた後というのは、必ず世界のどこかで危機がが訪れていることがわかります。97年はアジア通貨危機、01年はドットコムバブル崩壊、08年は金融危機、そして15年は歴史的な強気相場の中で中国株(上海総合指数)がわずか半年で半値になるなどの暴落が見られました。

このように、ドル高は世界のどこかで悪影響を及ぼしており、昨年まで新興国に流れていた投資マネーは米国金利の上昇とドル高を背景に流出に転じ、アルゼンチンやトルコ、ブラジル、南アフリカ、インドネシア、インドなど、経済基盤が脆弱な国にとどまらず、経済が比較的安定している新興国からも投資マネーが流出しています。

これはドル高が一層加速すれば、他の新興国にもいずれ株安が波及すると考えられているためです。そのため、バンガード・FTSE・エマージング・マーケット・ETF(VWO)などの新興国株ETFは実体経済よりも割安になる公算が大きいです。

グッドラック。

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