バフェット太郎です。

株式投資はタイミングを見計らって売買をするよりも、長期で保有する方が税金と手数料を支払わなくて済むのでパフォーマンスが高くなりやすいです。そのため、バフェット太郎10種は長期保有を前提としているので地味で退屈な銘柄が中心になっています。

これは景気拡大局面において市場平均に遅れを取りやすいことから、必ずしもバランスの取れたポートフォリオとは言い難いのですが、「長期保有」という偏った投資戦略を前提としていることを考えれば、保有銘柄が偏るのもある意味必然なのかもしれません。

そもそも長期保有に相応しい銘柄とは、永続的に安定したキャッシュフローが見込める株のことです。具体的な銘柄を挙げれば、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PG)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などがそれです。

これらの銘柄は産業構造が大きく変化することがないので、勢力図が激変するなんてこともありません。たとえば、「コカ・コーラ」は過去数十年間にわたってソフトドリンクの王様として君臨し、その地位を脅かされることは一度もありませんでした。

これはソフトドリンクそのものが、他社の製品に比べて品質や味にそれほど大きな違いがないため、「ブランド力」と「ネットワーク効果」が勝負の決め手となるからです。

たとえば、過去に米タバコ大手のフィリップ・モリスが一度だけコカ・コーラに挑んだことがあります。当時、タバコと癌の関連性が指摘され始めたことで、タバコ各社はタバコ事業の未来を悲観して多角化経営に舵を切っていました。

そこで、フィリップ・モリスはタバコ事業に似たビジネスであるソフトドリンク事業やカミソリ事業を買収し、自社で育てようとしていました。これらのビジネスはタバコ事業と同じく「ブランド力」と「ネットワーク効果」が勝負の決め手となるため、同社はタバコ事業で稼いだ潤沢なキャッシュフローを広告宣伝費に充ててブランド力を高めようとしたのです。

結果、ブランド力は高まり、市場シェアを上げることに成功したものの、コカ・コーラのシェアにはほど遠いことに加えて利益もそれほど見込めなかったことから、結局ペプシコに売却して撤退することになりました。

このように、潤沢なキャッシュフローが見込める会社ですらコカ・コーラの「ブランド力」や「ネットワーク効果」に勝てないことがわかったので、誰も勝負を仕掛けようとしないのです。従って、コカ・コーラのような永続的に安定したキャッシュフローが見込める会社の株は長期保有に向く銘柄だと言えるわけです。

しかし、仮にあなたが景気や金利を敏感に読み取り、タイミングを見計らった投資をしたいなら、コカ・コーラのような銘柄に投資しててもダメで、値上がり益の期待できる銘柄に積極的に投資すべきです。

今の金利環境なら金融株やハイテク株がいいですし、景気がさらに拡大することが予想されている中では一般消費財株や資本財株、素材株の値上がりも今後期待できます。

もちろん冒頭で説明した通り、タイミングを見計らった投資や頻繁な売買は税金と手数料分損をすることで知られているので、あなたが一握りの天才投資家か運の良い投資家であればの話ですが。

グッドラック。

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