バフェット太郎です。

OPEC(石油輸出国機構)加盟・非加盟国が増産を見送ったことで原油高とエネルギー株の上昇が加速しそうです。

11月にも米国がイランに対して経済制裁を加えることから、イラン産原油の輸出減少による供給不安が懸念されていて、この会合では産油国による日量50万バレルの増産が期待されていました。しかし、OPEC加盟各国は現時点で「増産の必要性はない」として増産を見送りました。

産油国の多くは財政を石油収入に依存していることから、増産することで原油安を招きたくないとの思惑で一致したと思います。また、6月末の会合で日量100万バレル程度の増産を目指すことで合意したものの、8月の産油量は5月に比べて40万バレル程度しか増産できていないことから、供給不足による原油高の加速が予想されます。

【原油先物価格:週足】
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原油先物価格は高値圏にあり、これから7月の高値1バレル75.27ドルを目指して上昇する公算が大きいことから、エネルギー株も今後人気化します。

【エクソン・モービル(XOM):1978ー2018】
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過去40年間を振り返ると、エクソン・モービルの株価はトレンドチャネルの下限にあり、約35年ぶりの割安圏にあることが確認できます。今後、原油高を追い風に上値を切り上げていく公算が大きいです。

ただし、原油高とエネルギー株の高騰は景気拡大期の最終局面であることを示唆していることから、投資家は注視する必要があります。事実、エクソン・モービルの株価がトレンドチャネルの上限に達したのは過去40年を振り返っても88年、00年、07年の三回しかなく、いずれもその直後に激しい景気後退に陥っています。

これは原油高が物価の上昇を招き、物価の上昇が景気をさらに拡大させ、行き過ぎた景気の過熱を抑制するためにFRBが金融引き締め(利上げ)に動き、政策金利の上昇がリスクの高い投機を誘発し、投機がバブルを生むからです。

別の言い方をすれば、エネルギー株が底値圏にあるということは、未だ景気後退入りまでは時間があり、投資家が熱狂するのは未だこれからと言えるわけです。

グッドラック。

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