バフェット太郎です。

最近、FXや仮想通貨に投資することで投資家を名乗っているアフィリエイターがいますが、彼らは投機家であり投資家ではありません。

そもそも投機と投資の違いは、投資が「十分な分析に基づいて、元本の安全性と満足できるリターンの確保を目的とする行為」である一方、投機は投資の要件を満たさない行為です。

たとえば仮想通貨の場合、仮想通貨をいくら研究・分析したところで、買値まで戻るかどうかは誰にもわからず、元本の安全性もリターンも確保されていないので投資とは言えません。

一方で、一例として米タバコ最大手アルトリア・グループ(MO)に1万ドル投資した場合、配当利回りが5.16%(現地課税分10%のうち半分が還付されることを想定した場合の税引き後配当利回り3.87%)であるため、投資家は5年間配当(3.87%)を再投資し続けるだけで、当初の1万ドルを1万2000ドルに増やせることが期待できます。

そのため、株価が5年後に現在の水準から20%下落したとしても、元本の安全性は確保できると言えるわけです。もちろん、配当を再投資し続ける5年間、株価が変動することを考えれば配当再投資の効果は変わってきますし、現在の水準から30~40%暴落する可能性が全くないわけではないので、確実に元本の安全性が確保できているとは言えません。あくまでザックリと説明すればそういうことになるということです。

また、株式ならすべて投資と言えるかと言えば全然そんなことはなくて、値上がり益だけを追求しているのなら、それはアルトリアに投資しようがアマゾン(AMZN)に投資しようが投機になり得ます。

アマゾンへの投資がアルトリアへの投資に比べて投機になりやすいのは、アルトリアの業績予想が比較的簡単であるのに対して、アマゾンの業績は不安定であり予想がしにくいからです。

事実、アマゾンの株価が過去3年間で4倍にも値上がりしているのは、業績が投資家らの予想を大きく上振れしたからに他なりません。

これは下振れする可能性も大きいことを意味し、全体的に振れ幅が大きくなります。そのため、投資家は元本の安全性を確保しづらく、値上がり益にのみ注目しがちになるので、アマゾンはアルトリアに比べて投機になりやすいわけです。

金融リテラシーの低いアフィリエイターは、FXや仮想通貨などに投資さえすれば投資家になれると思い込んでいますが、元本の安全性が確保できていない資産に投資しいている時点で投機家であり、嫌な言い方をすればギャンブラーに近いです。

ちなみに、ギャンブルの世界ではいつも胴元が儲かり、カモは身ぐるみを剥がされるだけであることを考えると、自身のアフィリエイト収益とブランディングだけを目的にFXや仮想通貨を買っているだけの人たちは近い将来悲惨な結末を迎えると思いますよ。

グッドラック。

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