バフェット太郎です。

25日のNYダウ株式市場は前日比ー69.84ドル(ー0.26%)安の2万6492.21ドルと下落して取引を終えました。FOMC(米連邦公開市場委員会)の政策決定を前に様子見姿勢が強まりました。

今回のFOMCは追加の利上げがほぼ確実視されており、マーケットは織り込み済みであることから政策決定が金融市場に影響を与えることはありません。では、投資家らは何を身構えているのか?ですけれども、投資家らの注目はパウエルFRB議長の会見や会合後に公表する経済見通しで、今後の利上げペースがどのように示されるかが焦点となります。

【政策金利とダウ平均】
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(出所:FRED

ところでなぜ投資家らが政策金利を気にしているのかと言えば、それが景気後退のシグナルになってきたからです。過去30年を振り返ると、90年、01年、07年において、いずれも5%を超える水準への利上げ後に景気が鈍化し、株価が暴落、景気後退入りしていることがわかります。

現在、米国の政策金利は過去の水準を遡ってもわかる通り、依然として低水準で景気悪化を懸念するような水準ではありません。そのため、今後も緩やかで段階的な利上げペースが持続することを考えれば、米国は持続的に安定成長することが期待できるわけです。

また、米国景気の先行指標として知られるISM製造業景況指数も好調です。

【ダウ平均とISM製造業景況指数】
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過去20年を振り返ると、景気の拡大と縮小の分岐点となる50を下回ると景気後退入りしていることがわかります。現在、指数は61.3と50のラインを大きく上回っていることから米国景気が拡大局面にあり、リセッション(景気後退)入りの兆候は見られません。

こうした現状を踏まえる中、FRBは政策金利を段階的で緩やかなペースで引き上げることが予想されているわけですが、景気が過熱し過ぎるようなら利上げペースは一段と加速させざるを得なくなるでしょうし、反対に米中貿易摩擦や金利上昇による新興国経済への影響を考えれば、むしろ鈍化させなければならないかもしれません。

今回のFOMCで将来の政策金利見通しに大きな変更はないと思いますが、パウエルFRB議長がどのような経済見通しを持っているのか、投資家らは注視する必要があります。

グッドラック。

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