バフェット太郎です。

好調な企業業績と堅調な労働市場を背景に、米国株の強気相場はおよそ10年にわたって続いています。一方で米中貿易戦争の長期化や米金利上昇による新興国のデフォルトリスクを背景に、将来の先行き不透明感が高まっています。

そのため、これから米国株投資を始めてみようかなと考えている人の中には、「暴落を待つべきか、あるいは今始めるべきか」と悩んでいる人は少なくないはず。

結論から言えば、今から始めるべきです。

【政策金利とダウ平均:1989ー2018】
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チャートは1989年から2018年までの長期チャートです。過去を振り返ると利下げとともにリセッション(景気後退)入りしていることがわかります。別の言い方をすれば、FRBが利下げに踏み切るまではリセッション入りする可能性は低いと考えることができるわけです。

また、過去を振り返ると、05年にFRBが利上げを打ち止めして以降、株高が加速していることがわかると思います。つまり、FRBが18年にあと1回、19年に3回、20年に1回の利上げを予定していることを考えれば、株高は一段と進む公算が大きいと言えるわけです。

とはいえ、「強気相場が続くと言ってもダウ平均が将来2万ドルを割り込む局面があれば、リセッションを待った方が正解なのでは?」と反論する人もいると思います。しかし、90年のリセッションではその戦略はほとんど通用しなかったのです。

【ダウ平均と政策金利:1985ー1994末】
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89年、FRBが利下げに踏み切りると、米国経済は翌90年にリセッション入りし、ダウ平均は2344ドルまで下落しました。しかし、利上げ局面でこの水準を上回っていたのはブラックマンデー直前のわずか4カ月間しかなく、その他の間はずっと2344ドルを下回っていたのです。

つまり、リセッションを待っていても、今よりも安く買える保証はどこにもないわけです。従って、米国株をいつ始めようか迷っている人は今からはじめてください。

とはいえ、経験の浅い未熟な投資家がいきなり全資産をつぎ込んでしまうと、強気相場の中の調整局面で狼狽売りしかねないので一括投資は控えてください。過去の統計上、長期的に見れば「一括投資」の方が「ドルコスト平均法(積立投資)」よりもリターンが高いことがわかっていてもです。

これは自身のリスク許容度が自分が思っているよりもずっと小さいものだからです。従って、ちょっとした調整局面で悲観的になり、「強気相場は終わったんだ!」と慌てて投げ売りするなんてことにならないように、少しずつ投資を始めるようにしてください。

ただし、十分な資金を投じるまでに三年も四年もかかっていては機会損失を被るだけなので、できれば一~二年のうちにポートフォリオを完成させるようにしてください。

たとえば、投資用の手元資金として300万円あれば、三分の一の100万円をまず投資し、残りの200万円を毎月15~20万円積立投資することで一年程度でポートフォリオが完成します。

また、手元資金をすべてつぎ込んだら終わりというわけではなくて、毎月少しでも貯金をして、継続的にドルコスト平均法で積立投資をすることで資産の最大化を目指してください。

グッドラック。

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