バフェット太郎です。

原油高を背景に、これまでボコボコに売られていたエネルギー株に注目が集まりつつありますが、原油高はリセッション(景気後退)入りの兆候を示すシグナルであることから投資家らは注意する必要があります。

【原油先物価格と政策金利】
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そもそも原油高は景気拡大による需要の増加だけでなく、地政学的リスクの高まりや政治的要因で値上がりする傾向があります。たとえば、00年代以降の原油高は世界的な景気拡大が追い風になった一方、90年の原油高は湾岸戦争が勃発するなど地政学的リスクの高まりが原因でした。

16年以降の原油高は、二年前の原油安を受けて米シェールオイル企業や産油国が生産量が大幅に引き下げたことで需給が改善したことに加えて、ベネズエラやイランなどの産油国が経済危機により生産量の引き下げを余儀なくされたり、米国による経済制裁を受けて供給面に支障が出たためです。

さて、原油高は個人消費や企業による投資を抑制させるので、経済活動は停止に追い込まれやすいです。さらに景気拡大期ではFRBによる金融引き締め(利上げ)が追い打ちとなって景気を冷やすことが予想されることから、原油高はリセッションの兆候を示すシグナルと言えます。

【エクソン・モービル(XOM):1979ー2018】
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とはいえ、投資家はリセッションを過度に恐れる必要はりません。これはエネルギー株を代表するエクソン・モービル(XOM)の40年チャートです。

過去40年を振り返ると、株価はトレンドチャネルの下限にあり、およそ35年ぶりの割安圏で推移していることがわかります。そのため、今後、原油高を追い風に株高が加速する公算が大きいことから、ポートフォリオの一部にエネルギー株を組み入れておくと、リセッション時のクッションになり得ます。

【エクソン・モービル(XOM):2013ー2018】
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これはエクソン・モービルの5年チャートです。15年に59ドルの底値をつけて以降、87ドルのレジスタンス(上値抵抗線)に抑えられるようにして下値を切り下げていることが確認できます。これを逆トライアングルと言って、レジスタンスを突破して株高が一段と加速することを示唆しています。

エネルギー株の夜明けは近いです。

グッドラック。

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