バフェット太郎です。

2日のNYダウ株式市場は前日比+122.73ドル(+0.46%)高の2万6773.94ドルと過去最高値を更新して取引を終えました。上昇した主な要因はNAFTA(北米自由貿易協定)再交渉合意が引き続き買い安心感につながったほか、FRB高官による発言が好感されたためです。

FRB(米連邦準備制度理事会)のパウエル議長は会見で「段階的な利上げの継続が適切」との見解を示したことに加えて「米国の経済見通しは際立って良好」と発言しました。

また、ダラス地区連銀のカプラン総裁も米経済が完全雇用に近いかすでに達成した状況にあり、インフレ率もFRBの目標とする2%の水準であることを考えれば、FRBは金利を緩やかに中立金利に向けて引き上げる必要があるとの考えを示しました。

しかし、そもそも「中立金利」とは景気に刺激も引き締めも必要ないちょうど良い金利水準のことを意味するわけですが、カプラン総裁はこの中立金利を2.5~2.75%を若干下回る水準と考えているため、現在の政策金利2.00~2.25%を考えれば、あと二回の利上げで中立金利を達成し、その後は静観するのが得策と考えるなど、やや悲観的に見ているようにも思えます。

ちなみにFRBは年内あと一回、19年三回、20年一回の利上げを予想しています。

【米消費者信頼感指数:1999ー2018】
1
チャートは米消費者信頼感指数の推移です。過去を振り返ると、これが大きく下がるとリセッション(景気後退)入りしていることがわかります。先月25日に発表された消費者信頼感指数は予想132.2に対して、結果138.4と予想を大きく上回ったことから、米国の消費活動は好調であることを示唆しています。

そしてこの好調な状況の中でクリスマス商戦を迎えることができれば、企業の第4四半期決算も期待が持て、一段の株高も予想されます。

しかし、今後は米中貿易摩擦による影響と原油高により消費が落ち込む可能性もあるため、投資家は一つ一つの経済指標をしっかりと注視する必要があります。

グッドラック。

にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
大変励みになります。今日も応援のポチお願いします