バフェット太郎です。

米国経済が拡大する中、FRB(連邦準備制度理事会)は段階的で緩やかな利上げをしており、それに伴い米10年債利回りが3.23%と急騰しています。

そもそも債券と株式は競争関係にあるため、債券利回りが上昇すれば投資家らは「米国債買い米国株売り」に走りやすいとされています。また、特に高配当株は利益成長が見込めないことから売られやすいなんて言われたりします。

しかし、過去を振り返ると金利の上昇は確かに株式の上値を重くした要因となったものの、下値は切り上げており、中立金利(FRBが金利に対して刺激も引き締めもする必要がないと考える丁度良い水準)以降は一段と株高が加速しました。

【政策金利とダウ平均:2004ー2006末】
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08年金融危機直前の強気相場では、FRBが段階的な利上げを進める中でダウ平均はほぼ横ばいで推移しており、中立金利以降に株高が加速したことがわかります。
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しかし、よく見ると下値を少しずつ切り上げており、06年(中立金利)以降から始まる株高の兆候を見せています。

そのため、投資家らは金利上昇局面でダウ平均の上値が重くても、株式を手放す必要はなく、中立金利以降から始まるさらなる株高に備えて配当を再投資しておいた方が良さそうです。

また、金利上昇局面に弱いとされている高配当株に対しても過度に悲観的になる必要はありません。

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【iシェアーズ・好配当株式ETF(DVY)2004ー2006末】
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当時、高配当株は金利上昇局面にも関わらず力強く上昇しました。これは高配当の公益セクターが+67.6%高と大きく上昇したことに加えて、利上げの恩恵を受けるとされる金融株(同期間+28.1%高)にも買いが入ったためです。また、インフレに伴い生活必需品株も+25.9%高と大きく上昇しました。(この間のダウ平均は+18.7%高でした。)

【エネルギー・セレクト・セクターSPDRファンド(XLE)】
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ちなみに、04年から06年末にかけて最も上昇したセクターはエネルギーセクターで、エネルギー株式ETF(XLE)は+115%高と大きく上昇しました。当時、原油価格が2倍以上値上がりしたことがエネルギー株の追い風となりました。

翻って、現在のエネルギー株式ETFは強気の三角保ち合いを形成しており、上に大きくブレイクアウトする公算が大きいです。

【エネルギー・セレクト・セクターETF(XLE):2014ー2018】
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こうして過去に答えを求めれば、投資家は金利の上昇を過度に悲観的になる必要がないことがわかりますし、物価上昇の圧力が高まる中で投資家は株式を保有しておいた方が賢明だということがわかると思います。

グッドラック。

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