バフェット太郎です。

12日のNYダウ株式市場は前日比+287.16ドル(+1.15%)高の2万5339.99ドル、S&P500種指数は+38.76ポイント(+1.42%)高の2767.13ポイント、ナスダック総合指数は+167.83ポイント(+2.29%)高の7496.89ポイントと、三指数ともに大幅反発となりました。

特にハイテク株の反発が相場の牽引役となり、FANG銘柄はそれぞれフェイスブック+0.25%高、アマゾン・ドットコム(AMZN)+4.03%高、ネットフリックス+5.75%高、アルファベット(GOOGL)+2.73%高でした。また、アップル(AAPL)とマイクロソフト(MSFT)も+3.57%高、+3.46%高と大幅に反発しました。

ただし、再び二番底を試す展開も予想されます。

【ナスダック総合指数:日足】
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ナスダック総合指数を眺めると、200日移動平均線を依然として下回っており、これを上にブレイクアウトできるかどうかが注目されます。

さて、米国株式市場はJPモルガン・チェース(JPM)、ウェルズ・ファーゴ(WFC)、シティ・グループ(C)の米銀大手三行を皮切りに決算シーズンが本格化しています。

【JPモルガン・チェース(JPM):2018.Q3】

EPSは予想2.25ドルに対して、結果2.34ドルと予想を上回りました。

売上高は予想275億ドルに対して、結果278億2000万ドルと予想を上回りました。

債券部門は新たな規制が導入されたことに加えて競争激化に伴い利益率が低迷するなど不振だった一方、金利上昇と個人消費の拡大を追い風に金利収入と貸し出しが増加するなど、全体的に見れば良好な決算内容でした。

また、JPモルガン幹部らは米10年債利回りの急騰で揺れる米国株式市場に対して、「人々が驚いていることに驚いている」「金利上昇は予想していたことであり、望んでいたことだ」とした上で、「景気が拡大すれば長期債利回りの上昇は望ましい」との見方を示しました。

【シティ・グループ(C)2018.Q3】

EPSは予想1.69ドルに対して、結果1.73ドルと予想を上回りました。

売上高は予想184億5000万ドルに対して、結果184億ドルと予想を下回りました。

債券部門が好調だったことに加えて、メキシコの個人金融事業、減税、費用削減策などが寄与しました。ただし、住宅ローン事業に減速の兆しが見られていることから、今後、住宅価格の高騰と金利上昇がさらなる逆風となりかねず注視する必要があります。

【ウェルズ・ファーゴ(WFC)2018.Q3】

EPSは予想1.17ドルに対して、結果1.13ドルと予想を下回りました。

売上高は予想219億ドルに対して、結果219億ドルと予想と一致しました。

減税、金利上昇、コスト削減などが寄与したほか、自動車ローンや個人ローンなどが好調でした。しかし、二年前に表面化した不祥事の後始末になお追われているほか、借り換え需要の急減で住宅ローン事業が圧迫されるなどリスクも高まりつつあります。

まとめ

米銀大手三行の決算はいずれも米経済のファンダメンタルズの力強さを示す良好な内容でした。また、銀行は金利上昇の恩恵を受けると見られることから、今後さらなる業績の拡大が期待されます。

しかし、その一方で金利上昇は企業による投資や個人消費を抑制する原因となります。事実、シティ・グループとウェルズ・ファーゴの住宅ローン事業は減速の兆しが見え始めていることから、弱気相場は着実に近づきつつあります。

とはいえ、足元の強気相場がいつまで続くのかは誰にもわからないことから、投資家はシンプルでリスクの低い一部の優良株やS&P500ETFなどに投資し、長期で保有し続けることが賢明です

グッドラック。

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