バフェット太郎です。

17日のNYダウ株式市場は前日比ー91.74ドル(ー0.36%)安の2万5706.68ドルと下落して取引を終えました。

下落した主な要因は、この日発表された9月のFOMC(連邦公開市場委員会)議事要旨で、FOMCメンバーが「米景気は力強く拡大しており、段階的な利上げの継続が正当化される」との見方を示したことで、株価暴落を招いた金利上昇懸念が再燃したためです。

【米10年債利回り:日足】
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FRB(連邦準備制度理事会)によるFOMC議事要旨の公表を受けて、米10年債利回りは3.19%と上昇しています。

さて、先週、米10年債利回りが3.22%に急騰したことをきっかけに株式市場とドルが暴落した一方、安全資産とされる円と金が買われました。これは株式市場の暴落で利上げペースが鈍化するとの見通しが強まったことで、米金利上昇とドル高に弱い円と金が買い戻されたためです。

CMEフェドウォッチによれば、投資家らが考える12月の利上げ確率は80%とほぼ確実視されているものの、来年3月の追加利上げの確率は54%、6月33%と見ています。

これはFRBがかねてから今年あと一回、19年三回の追加利上げを見込んでいることと比較すると、明らかにギャップがあることがわかります。

議事要旨によれば、FOMCメンバーの数人が「経済成長のペースを意図的に落とし、景気過熱を避けるには中立的水準を超えて金利を引き上げる必要がある」と主張するなど、さらにタカ派に傾きつつあることから、投資家とのギャップはさらに拡大することが予想されます。

ちなみに、FOMC後の政策声明において、長年盛り込んできた「緩和的」という文言を削除したことで、投資家らは「利上げは近く打ち止めか」と受け止めたものの、その後パウエルFRB議長が、中立金利(景気に対して刺激も緩和も必要ないちょうど良い金利水準)がどれくらいの水準なのかについて具体的過ぎる予想を示すのを避けるために削除したと説明しています。

また、パウエルFRB議長は今月の会合で、現在の金利水準を「依然として緩和的」とし、「中立金利には程遠い」としたことで、段階的な利上げが正当化されるとの見方を示しました。

加えて、9月の失業率が3.7%でさらなる低下が確実視されている中、失業率が3.5%を下回れば賃上げ圧力とインフレ圧力が一気に高まる公算が大きいため、投資家らは利上げペースの鈍化ではなく、むしろ利上げペースの加速を心配した方がいいかもしれません。

こうしたことから、金利上昇は一段と加速する可能性が高まっているため、再びドルが買われ、円と金が売られる展開になると予想されます。

【ドル円:日足】
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ドル円相場は50日移動平均線がサポートライン(下値支持線)となって反発して上昇に転じています。

【金先物価格:週足】
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金先物価格は200週移動平均線がレジスタンス(上値抵抗線)となって下落する公算が大きいです。

【ダウ平均:週足】
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ダウ平均は強気の三角保ち合いを形成しており、上に大きく上昇する公算が大きいです。

グッドラック。

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