バフェット太郎です。

クソダサい投資家ほど、株価の値動きや含み損益ばかり気にして本当に見るべきものを見ていません。

そもそも短期的な株価の値動きや含み損益は運の要素が強いため、投資家が気にする必要など全くないです。その代わりに個人投資家が注目すべきことは、その企業が今後もどんどん利益を上げ続けられるかどうかということです。

たとえば、コカ・コーラ(KO)やプロクター&ギャンブル(PM)、フィリップ・モリス・インターナショナル(PM)など、ソフトドリンクや洗剤、タバコといった生活必需品を取り扱う企業はどんな景気局面でもお金を稼ぎ続けることができます。

また、安価な生活必需品は製品の品質や性能にほとんど差がないことから、ブランド力が勝負の決め手となるため、絶大なブランド力を誇るコカ・コーラやプロクター&ギャンブルを相手に、ほとんどの企業は太刀打ちできないのです。

そのため、コカ・コーラやプロクター&ギャンブル、フィリップ・モリス・インターナショナルといった消費者に馴染みのあるブランドを保有する生活必需品企業は、安定した利益を永続的に生み出すことができると考えられるわけです。

事実、上記の三銘柄は過去10年間、安定した利益を生み続けてきました。

【コカ・コーラのFCFPS推移】
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【プロクター&ギャンブルのFCFPS推移】
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【フィリップ・モリス・インターナショナルのFCFPS推移】
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FCFPSとは一株当たりのフリーキャッシュフローのことで、本業の儲けを表す営業キャッシュフローから投資キャッシュフローを差し引いたものになります。

ソフトドリンクや洗剤、タバコといった事業は大きな利益成長が期待できないものの、景気に左右されにくいこと加えて莫大な投資支出を必要としないことから、毎年安定したフリーキャッシュフローを稼ぐことができます。

そのため、これらの企業は稼いだお金を株主に配当や自社株買いなどで還元することで株主に報いることができるわけです。

一方で、銅鉱山で世界最大手のフリーポート・マクモラン(FCX)の業績は景気や市況に大きく左右されるのでフリーキャッシュフローは以下のように不安定になります。

【フリーポート・マクモランのFCFPSの推移】
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また、自動車大手のゼネラル・モーターズは毎年莫大な投資支出を必要とするので、営業キャッシュフローがいくら黒字でも、それを上回る投資支出が発生するため、フリーキャッシュフローはマイナスに陥っています。

【ゼネラル・モーターズのFCFPS推移】
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このように、事業を巡る環境や構造、性質が違えば、稼ぎ出せる利益は大きく違います。それでもフリーポート・マクモランやゼネラル・モーターズに投資する人たちがいるのは、これらの銘柄が金のガチョウになり得るからです。

たとえば、コカ・コーラやプロクター&ギャンブルといった、毎年安定したキャッシュフローが期待できる銘柄というのは、金の卵を産むガチョウと言えます。そのため、投資家はガチョウを手放すようなことはせず、大切に育てて金の卵を市場で売り、そのお金でまた金の卵を産むガチョウを買い、資産を大きく増やしていくわけです。

一方でフリーポート・マクモランやゼネラル・モーターズといった銘柄は、それ自体が金のガチョウで、卵は産みません。そのため、投資家は金価格にだけ注目して、価格が高騰した時だけガチョウを売り、暴落すれば買い戻すわけです。

しかし、そうしたタイミングを見計らった売買は長期的に見ればうまくいかないものなので、投資家が報われる可能性は低いです。

従って、個人投資家はガチョウの値段に注目するのではなく、ガチョウがちゃんと金の卵を産んでいるかどうかに注目すべきです。

グッドラック。

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