バフェット太郎です。

米通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)が第3四半期決算を発表しました。内容は良かったです。

EPSは予想1.19ドルに対して、結果1.22ドルと予想を上回りました。

売上高は予想325億1000万ドルに対して、結果326億ドルと予想を上回りました。

営業利益は76億8000万ドル(営業利益率23.6%)と、前年同期比+9.8%でした。これは売上高が同+2.8%だった一方、経費が同+0.8%に留まったためです。

主力のワイヤレス事業の売上高は229億7000万ドルと、前年同期比+6.5%でした。また、営業利益は85億1000万ドルと、同+11.9%、営業利益率は37.0%と同1.8%ポイント上昇しました。

ポストペイド(料金後納)プランの契約者数は予想+46万8000人に対して、結果+51万5000人と予想を上回りました。これはアップルの音楽ストリーミングサービスに無料で6カ月間アクセスできるプランなど、販売促進策が奏功したためです。

ワイヤライン事業の売上高は73億7000万ドルと、前年同期比ー3.8%でした。営業利益はー5000慢ドルの赤字でした。

AOLやヤフーのウェブサイトを運営する「Oath(オース)」の売上高は18億ドルと、前年同期比ー6.9%でした。ベライゾンは、2020年までに目標としていた100億ドルには届かないとの見通しを発表したことで、オースの売却観測が高まりました。

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【ベライゾン・コミュニケーションズ(VZ):日足】
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予想を上回る四半期決算を好感して、株価は前日比+4.06%高と急騰、過去最高値を更新しました。

配当利回りは4.15%と高配当です。

米通信業界は参入障壁が高いため利益率も利益率が高く、業績は景気に左右されにくいため、永続的に安定したキャッシュフローが期待できます。また、ベライゾンは日本企業のように稼いだお金を内部留保として貯めておくことはせず、積極的に株主に還元しているので、投資家は株価に一喜一憂することなく、配当再投資をするだけで資産を増やし続けることができます。

グッドラック。
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