バフェット太郎です。

クソダサい投資家ほど、株価の暴落時に投資余力が無くなるくらいの全力買いをするものです。しかし、こうした投資行為は賢明とは正反対の愚行であり、控えるべきことです。

そもそも彼らが暴落時に全力買いする理由は、短期的な調整局面と読んで、「株価の急反発に賭けたいから」ということなのですが、金融市場が複雑怪奇であり、将来を正確に見通すことが不可能であることを考えれば、将来の選択肢を無くす行為は自分で自分の首を絞める行為に他なりません。

例えを挙げれば、就活や婚活を早く終わらせたいという一心で、目の前の相手で妥協するようなものです。彼らはこれ以上、不確実性の高い市場で不安と戦うことを恐れて、不安から解放されたいがために決断しているだけです。

こうした決断は勇気でもなんでもなくて、不安からの逃避です。

さて、NYダウ株式市場は前日比+401.13ドル(+1.63%)高の2万4984.55ドルと急騰して取引を終えました。上昇した主な要因は、好調な企業決算を好感して買いが優勢となったためです。

これを受けて、投資家の中には短期的な調整局面が終わって底打ちしたと考える人も少なくないと思いますが、ダウ平均、S&P500、ナスダックの主要三指数がともに50週移動平均線を下回っていることを考えると底打ちしたとは言えません。

【ダウ平均:週足】
1
ダウ平均の50週移動平均線は2万5025ドル、現在のダウ平均は2万4984ドルです。

【S&P500種指数:週足】
2
S&P500種指数の50週移動平均線は2749ポイント、現在のS&P500種指数は2705ポイントです。

【ナスダック総合指数:週足】
3
ナスダック総合指数の50週移動平均線は7417ポイント、現在のナスダック総合指数は7318ポイントです。

三指数揃って50週移動平均線を下回ったのは、16年のブリグジット以来およそ二年半ぶりのことなので、投資家の不安心理が高まっていると言えます。

投資家は不安になると「何かをしなくてはいけない」という衝動に駆られる傾向にあるので、中には狼狽売りに走ったり、あるいはそれとは正反対に、保有している現金を全て株式に変えたりと極端な投資行動に走ったりする人も少なくありません。

しかし、投資の世界では、そうした慌てた投資判断が投資成績にプラスの影響を与えるどころかマイナスの影響を与えるだけであることが広く知られているため、投資家は慌てず、落ち着いて、無理のない投資を心掛けてください。

グッドラック。

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